第一回マイリスコンピに参加してみたよ #マイリスコンピ #自己紹介10選
月1でテーマに沿って好きな曲をまとめて発表する企画ーーマイリスコンピに参加します。締め切り過ぎていますが、遅刻してもOKということではじめて行きます。
テーマが「自己紹介」ということで、どんな曲を紹介しようか。私、茜涼夏は悩みました。そもそも私はどんな曲が好きなんだっけ?
書き出してみました。
祈りっぽい曲、バラード、民族調、空が似合う曲、宇宙を感じる曲、季節を感じる曲、エレクトロニカ、ボカフェミュージック、R&B、元気が出る曲、雨曲、ピアノが強い曲、舞い踊りたくなる曲、爽やかなVOCAROCK、カッコいいVOCAROCK、etc。
ちょっと待って。
各分野一個ずつ選曲しても、余裕で10曲をこえてしまう。
というわけで、私は「祈りっぽい曲」を10曲紹介することにしました。祈りっぽい曲が好きという人は少ないし、一番私らしいと思ったからです。
私は歌は祈りだと思っています。祈りは歌じゃないけど、歌は祈りです。歌というのはもともと神様に届けるためのものとして発展してきました。例えば、聖歌や讃美歌が挙げられます。
でも、普通の歌も何かしら伝えたいことやこめられた想いがあるはずです。それをどこかへ届ける歌は、祈りだと思います。
今回選んだ10曲は、私が思う祈りっぽい作品です。どれも歌は祈りだ!と思える作品を選んでみました。それではお聴きください。
1:斜め上P / “アメイジング・グレイス”
1曲目は、讃美歌のボカロカバーです。メインボーカルは、MEIKOでコーラスに初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、KAITOが参加しています。
アメイジング・グレイスは私の大好きな讃美歌です。本作の英語の歌を歌いあげるMEIKOことめーちゃんは日本語ライブラリのV1(VOCALOID 1)です。
ボカロゴスペルもっと増えてもいいのよ。
この作品が好きすぎてDJでかけてしまいました。クラブで賛美歌もいいものでしょう?
そのときの再現MIXはこちら
2:nyanyannya / “A-MAZЗing”
2曲目は、鏡音リンの歌声に聴きいってしまう作品です。
歌唱協力が記載されているので、おそらくぼかりすを使っていると思います。鏡音リンはパワフルな歌声をしていますが、こういったバラード曲にも似合いますね。
神々しさをも感じ、歌い上げる様子もありありと浮かぶ。この作品が大好きです。
3:ライブP / “獣心覚醒”
3曲目は、力強く歌い上げる鏡音リン曲です。聞き惚れちゃいますね。
叫ぶように歌い上げる声に、心揺さぶられます。祈りっぽい曲と聴くと、静かで穏やかな曲を思い浮かべるかもしれません。でも、この作品のように想いが力強くこめれられ、歌い上げられている作品も、祈りだと思います。静かな祈りもあれば、激しい祈りもあるので。
4:青屋夏生 / “日記”
4曲目は、ポエトリーリーディングです。ポエトリーリーディングは、祈りっぽい音楽ジャンルだと思います。ポエトリーリーディングとは、朗読と音楽が合わさったイメージの音楽ジャンルです。
夏生青屋さんの作品で一番好きです。この曲もDJの〆でかけました。
そのときの再現MIXはこちら
歌詞とトラックが心地よくて何度も聴いてしまいます。冬の空気の澄んだ日に聴くのがお気に入りです。早く冬が来ないかしら。
5:DATEKEN / “なまえのないうた”
5曲目は、鏡音レンのハミングに癒される作品です。
歌の始まりは、嬉しいことがあって思わずこぼれた鼻歌なのではないでしょうか。歌ってなんだろうとふと思ってしまいます。
ボーイソプラノの鏡音レンの歌声に聴き入る一曲です。
6:ryo / “きみをわすれない リアレンジ版”
6曲目は、supercellのryoさんが初めて作詞した作品のリアレンジ版です。
投稿された当時、初音ミクが歌うには歌詞が重すぎるのではないかというコメントがあったそうです。でも、私はボカロはバラードを歌うのに向いていると思います。
また、ボカロには感情がないという人がいます。私はボカロで感情を表現できると思っています。でも、感情をこめすぎないで歌い上げるバラードは人が歌うよりも聴きやすく、何度でも聴くことができ、聴きながら自分の感情をのせられる気がします。
聴く人が自由に感情移入できる点は、ボカロの強みなんじゃないかと思います。
7:文鳥P / “霧初音”
7曲目は、ハッとさせれる美しさのある民族調曲です。私は民族調の曲が好きなのですが、その中でもこの曲はベスト3に入ります。
空気の澄んだ朝が似合う一曲です。音の響きだったり、歌声の響きが美しくて思わず聴き入ってしまいます。笛の音と初音ミクの声が重なり合う様は、神秘的な美しさを感じます。
初音ミクの歌声は、伸びやかでこんなにも綺麗なんだと気づかされる作品です。
この曲は、DJデビュー戦でかけました。(A氏狙い撃ち)そのときの録音MIXはこちら。
8:ゆうゆうのごはん / “金木犀(the end of summer) ”
8曲目は、優しくて温かいバラードです。歩くような速さでぽつぽつと歌われるこの曲は、心に沁みます。
初音ミクの声は、無垢でこんなにも優しいと思う作品です。
夏に溶けて
秋に泣いて
冬を耐えて
春を越えて
夏に出会い
秋に香る
最後のこのフレーズがたまらなく好きです。
この曲もあるイベントでかけました。
そのときの再現MIXはこちら。
9:彩音~xi-on~ / “雪峰 ~yukimine~ Piano & Strings Ver. ”
9曲目は、若い人にも聴いてほしい一曲です。実家に帰りたくなるボカロ曲No.1だと思います。
私自身は親元を離れたことはないのですが、いつか家を出る日が来ると思います。そのときは、どんなに遠くに離れていても年一度には顔を見せに行こうと思います。
普段生活していると自分にとって当たり前の存在が、いつまでもいてくれるような気がしてしまいます。でも、別れが突然訪れることもあるので日々を大切に生きていけたらいいな、なんてね。
こういったボカロ曲も大好きです。
10:じょん / “メテオ”
ラスト10曲目は、初めて聴いたときに泣いてしまった一曲です。
8分もある曲ですが、それを感じさせません。音楽に圧倒される経験をした作品です。
ピアノの音色も、浄化されるコーラスも、少し幼いながらもよく響く初音ミクの歌声も、動画も、コメントの演出も全部好きです。
投稿された当時、東北・関東大震災で精神的に不安定だった私にとっての心の癒しで、子守歌の代わりに聴き入っていました。
祈るような想いがこめられているのも感じられて、本当に大切で大好きな作品です。
この曲はDJやるときは絶対かけたいと思い、DJのデビュー戦でかけました。
そのときの現場録音MIXはこちら。
DJデビュー戦は、「VOCALOIDとうたと祈りと」をテーマにDJをしました。今回マイリスコンピの自己紹介では、「祈りっぽい曲」を紹介しました。
紹介した曲を気に入った方は、現場録音MIXもぜひ聴いてみて下さい。お気に入りの曲がきっと見つかるはずです。
また、あなたの思う「祈りっぽい曲」がありましたら、コメントでもTwitterでも気軽に教えてください。
以上でマイリスコンピ企画、自己紹介10選を終わります。
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