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冬の夜に聴き入りたいボカロ10選 #ボカロリスナーアドベントカレンダー2020

 すっかり街も冬色に染まり、手袋やマフラーが手放せなくなってきましたね。久々のvocanoteは、ボカロリスナーアドベントカレンダー企画の15日目担当記事です。

 冬なので冬、とくに夜に聴くと映える曲を10作品紹介します。

 連続して再生したいときは、こちら。


(Kiiteのプレイリストのリンクです)

1:(仮)P さん / ”透明交差点”

 透明感のあるサウンドは、まるで冬の空気のようです。何か不思議なことが起きてしまいそうな、それでいて心地のいい音たちに浸っていたくなります。目を閉じると、透明交差点を歩いているような感覚を味わえます。

2:effe さん / ”Silent City”

 誰もいない静かな都市で初音ミクが一人、歌っている。そんな風景が広がる聴き入る一曲です。空の色のようにゆっくり、少しずつ曲が展開していく様子は、目まぐるしく変わっていく作品とはまた違った良さがあります。

3:narry さん / ”celestite”

 ピアノの音色から雪を感じるバラードです。narryさんのバラードは、ふれると壊れてしまいそうな繊細さがあって、雪のような儚さもあります。初音ミクDarkの歌声は、ハスキーでどこか温かさを感じ、切ない歌詞も相まって胸がキュッとしめつけられます。

4:氷夢P さん / ”銀色ハイウェイ(-12℃)”

 変拍子好きですか?私は大好きです。冬の期待感と銀世界の神秘さが両立してるとても不思議で、魅力的な一曲です。曲の展開が自由で、予想を気持ちよく裏切ってくれます。ピアノがとても好きな冬曲です。

5:Dixie Flatline さん / ”ステラ”

 空気が一番澄んでいる季節は?それは冬です。街中でも星を見ることができる季節が、実は冬なのです。この曲は、MewというVOCALOIDが使われています。少しハスキーで優しい歌声ですね。冬の星のように切なくてきれいな一曲です。

6:Aqu3ra さん / ”Snow Mile”

 前向きな冬曲。白い雪やイルミネーションといったきらきらした、子どもが目を輝かすような綺麗な景色が浮かびます。初音ミクは、想いを歌に乗せて、響かせる。「きっと大丈夫。また会えるよ」そう信じながら。

7:彩音 ~xi-on~ さん /
”雪峰 ~yukimine~ Piano & Strings Ver.”

 美しいストリングスと一緒に奏でるのは、後悔でした。初音ミクのぽつりぽつりと歌う様は、穏やかな雪のようです。この曲の歌詞がピンとこない人は、また何年か後にぜひ聴いてみてほしいな。雪はときに、人の悲しみをおおい隠してくれるとか、くれないとか。

8:ゆうゆ さん / "白の季節"

 冬の風を思わせる一曲です。歌声がどこか物憂げなミクの歌声にも、惹きこまれます。哀愁漂う民族調っぽさも感じる作品で、静かな祈りのように感じられとても好きです。この曲を冬の間に聴いて、白く染まりましょう。

9:低所得Pさん / ”little bunny”

 イントロで雪の降り始めを感じる冬曲です。夜の街をトボトボと、白い吐息を空に浮かべながら歩く一人の少女。もちろん、MVでそう描かれていますが、音だけでもそのイメージが広がる作品です。ボーカルの吐息が見えるボカロ曲で、声に灯のように体温が宿っているようでどきどきします。

10:にお さん / "東京"

 鏡音レンによる冬のバラード。しっとりと、そして切ない気持ちが乗った歌声に聴き入る作品です。息遣いや抑揚が自然で、どうやって歌わせてるいるの?と何度思ったことか。また、低音もじっくり聴かせてくれます。その歌声から吐息も表情も、感情の熱も伝わってきます。

 以上10曲冬曲を紹介しました。この記事は、obscure.(@voca6458)さん主催のボカロリスナーアドベントカレンダー2020参加記事です。

 昨日の記事は、こちら。明後日さん(@gomyounichi )が担当されています。

 明日は、さいころさん(@diceonmusic)です。

 素敵なvocanoteがたくさん読める企画に、参加できて感謝です。

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