見出し画像

2024年にたくさん聴いたボカロ曲10選

 2024年投稿作品でたくさん聴いたボカロ曲を紹介していきます。

01 糞田舎P / "ベイビーリフレイン"

 新しい朝を優しく迎えるVOCALOIDおふとん入り曲。

 私、実は糞田舎Pさんの大ファンなのですが、今年はこの曲を選びました。夜のちょっと落ち着きたいときに温かい飲み物といっしょに、何度も聴きました。

 毎日生まれてくる新しい日を、とても優しいまなざしで見つめるこの曲は、日常に寄り添ってくれる一曲です。今日がいい日でも、そうじゃなくても日々がちょっぴり愛しくなる。そして、また明日やってくる朝に期待を寄せたくなるそんな曲。

02 Veil / "ミッドナイト・ユア・ステップ"

 いつまでも続いてほしい儚い夜の時間を届けてくれるい一曲。

 夜に浸れる曲が好きで、「夜のうた」というタグのついた曲を聴くのが好きなのですが、また大好きな夜のうたにで今年も出会ってしまいました。この曲を聴くと、儚いを体現した夢のような夜の時間を味わうことができます。

 夜更かしが苦手な私ですが、この夜にいつまでも浸っていたくなります。MVの世界観も素敵すぎて、ため息が出てしまいます。

03 夜丹れにや / "極夜街"

 ハッとするような夜の美しさを感じる曲。

 どこを切り取っても静かな夜の美しさを思わせ、サビの空間が広がる解放感にハッとさせられました。初音ミクが歌うフェイクも、ポエトリーリーディングパートも静かな熱量を感じて、聴き入ります。

 静の動の曲がやっぱり好きだと改めて思いました。

 電灯を落として、月の光だけが差す部屋でこの曲に浸りたいです。

04 なつめ / "Wilderness"

 瑞々しいサウンドと切なくなる可不の歌声に耳を奪われる一曲。

 透明で瑞々しいサウンドに弱いです、はい。この曲を聴くと自然のパワーを感じて、元気をもらえます。少しひんやりした空気の中、この曲を聴いたとき、あまりに気持ち良くて一人にやにやしていました。

 今年一番聴いたのは、この曲です。

05 Mwk / Northern Lights

 大地にそそぐ光を感じて少し自分に優しくなれる曲。

 光を感じる曲に昔から惹かれがちなのですが、この曲にもばっちり惹かれました。優しくて思わず手を伸ばしたくなる光。Mwkさんの透明感のある曲が好きになることが多くて、今回も好きになりました。

 あと、上手くいえないのですが、いい映画を見た後のような充実感や感動を毎回聴くたびに新鮮に感じられるのはなんでなんでしょう……!

06 r-906 / JUMPIN' OVER!

 爽やかな希望を届けてくれる清涼感たっぷりの一曲。

 プロジェクトセカイことプロセカの書き下ろし曲です。MORE MORE JUMP!にr-906さんが書き下ろすことが決まって、いったいどんな曲が!?と思ったら、ものすごく爽やかな曲が来て好きになった作品です。

 歌詞には、メンバーの要素が散りばめられていたり、手拍子や「いっせえので」といった掛け声などのアイドル要素も入っていて一見楽しい曲にも聞こえるんですけど、私は爽やかさに度肝を抜かれてしまいました。

 好きポイントはたくさんあります。でも、中でも好きなのが「今、朝が来るわ」の部分!ああ、本当に朝がやってくるんだ!と思わせてくれる説得力と、爽やかさが一層高まる感じがなんとも爽快でライブで聴いてみたいと強く思います。

07 シムラムシ / "すべて曖昧なまま灰に還って"

 思わず口ずさみたくなるメロディーと灰になるまで生きている歌詞が刺さる一曲。

 最初に聴いたとき、ふつうに好きくらいだったのに繰り返し聴いてるうちに、口ずさむくらい好きになった作品です。メロディーがめちゃめちゃいい……!こんなにきれいなメロディーに乗せられている歌詞は、生きている僕の生活が感じられます。「でも、いつか灰に還っていくんでしょ?」と達観しているだけじゃない僕の生き方が流れていくようです。

08 駄菓子O型 / あちこちデートさん

 大切な人とお出掛けしたくなる一曲。

 この曲聴くと、お出掛けしたくなるの、きっと私だけじゃないと思う!お出掛けするとき、この曲を聴いて期待感を高めていました。この曲のお気に入りパートは、アカペラパート。間奏後の声だけ(アカペラパート)になるところから、"ひとつになれるから”で声が一つになるところがなんど聴いても好きすぎます。

 あと、もう一つ好きなところが。それは、めろうさんのスキャットです。真似したいけど、まだ上手くできないです。
※あちこちデートさんはJOYSOUNDで歌えます

09 ikomai / アフター・ザ・ツァイス

 プラネタリウムについて描かれた映画のような一曲。

 今年聴いた中で一番衝撃を受けた一曲です。一言でいえば、プラネタリウムについて描かれた一曲なんですけど、美しすぎて。曲の展開も自由。でも、置いてけぼりにはされなくて、あれは、曲と一緒に宇宙の旅をしている気持ちに近いかもしれません。

 プラネタリウムが好きな人も、そうじゃない人にも聴いてほしい一曲です。

10 稲葉曇 / "私は雨"

 繰り返されるフレーズさえも雨のように心地よい一曲。

 イントロのピアノのフレーズが好きすぎます。水滴が落ちて、水面ではねるような、水滴が壁を伝っていくような旋律が綺麗でずっと聴いていられます。また、可愛ユキの気だるい歌声でつむがれるメロディーひとつひつが、耳に心地よく静かな雨のようです。

 また好きな雨曲が増えました。

◆連続再生して聴く用のKiiteリンク

 以上、2024年にたくさん聴いたボカロ曲10選と題しまして、2024年ボカロ10選について語りました。また、来年も素敵な曲にいっぱい出会いたいです。


いいなと思ったら応援しよう!