#茜涼夏の音楽メモ :そうさくっと創作はできない
近悩んでいることがある。それは、「さとうささら」を買うか否かだ。
今月末までだと、トーク機能とソング機能がついて5000円台で買えてしまうのだ。通常価格は10000円台なので破格と言えるだろう。
ちなみに、「さとうささら(以下ささらさん)」はVOCALOIDではなく、CeVIOだ。
私はボカロが好きであるが、CeVIOにはそんなに愛着があるわけではない。
でも、私はポエトリーリーディングというジャンルの音楽が好きだ。ささらさんの声は、機能は、ポエトリーリーディング向きだ。
実は、過去に一度だけポエトリーリーディングの作品を作ったことがある。ニコニコ動画のトラック提供曲を使って、作詞して、自分で歌って。
その音源(データ)は今はどこにあるかわからないし、借りたトラックは現在削除されてしまっている。
さとうささらさんを使って、曲(ポエトリーリーディング)を作ってみたい気持ちはある。でも、あと一歩が踏み出せない。
今までリスナーとして気軽にボカロ作品にふれてきた。それが作り手の側になってしまったら。以前のように楽しめるのだろうか。
そんな不安が胸をよぎってしまうのだ。
書いていてとてもめんどくさいボカロファンだな、と我ながら辟易してしまう。
作詞なんてほとんどしたことがないけど、私の愛してやまない祈りっぽい音楽で、作ることが気軽にできるのはポエトリーリーディングなんだと思う。
もう答えは決まっているはずなのに、私は購入ボタンを押すことができない。
ボカロをきっかけに作品を作り始めた方は、どんな気持ちで創作を始めたんだろうか、なんてことを思ってしまう。
きっと私は、自分の作品を受けいれてもらえないかもしれないことを恐れているのだ。まだ何も作ってないのに。
データがどこかにいってしまった処女作は、NNIタグを巡っているときに歌詞つけたい!と思って勢いで作った。
実は、今日も「トラック提供」タグを巡って、いいなと思った作品をマイリストに入れていた。
創作してみたい。伝えたいことなんてまだ少ないけれど、自分の言葉で綴った音楽を作ってみたい。
ささらさんを上手く使いこなせるかわからないけど、お迎えしようと思う。しなきゃたぶん後悔するだろうから。
作品はできれば、ニコニコ動画で公開するのでここまで読んでくれたあなたが聞いてくれると嬉しい。
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