歌声の熱量
あなたはボカロの歌声に「魂」を感じたことがありますか。
今日紹介するのは、芳田さんの“月光ラブソディ”です。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35710283
本作には「魂実装済み」というタグが付いています。
聴いてみるとわかるのですが、声の情報量が多く、まるで生きているかのように歌っています。
ボカロは、声の楽器です。作り手によってその音色は変わります。
芳田さんの初音ミクの歌声は、シンガーのようで聴き入ってしまいます。
淡々とした歌声のボカロの音色が好きな人もいるでしょうし、今回のようにまるで感情を持って歌い上げている音色が好きな人もいることでしょう。
私は、曲に合った歌声が好きです。
本作は、歌声と曲調がぴったり合っていると思います。
どうやって歌わせているのか、非常に気になります。
人間そっくりに歌うことは、決して歌声合成技術のゴールではないにしろ、表現の一つとして確立してほしいと思います。
歌声に熱意をもって向き合うボカロPさんの努力が、楽器に魂を宿すことを忘れずにその歌声に聴き入りたいです。