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リターゲティング広告でブログ訪問者を呼び戻す方法
せっかくウェブサイトに訪問してくれたユーザーが、コンバージョンに至らず離脱してしまう…。これは、多くのウェブ担当者やブロガーが抱える悩みです。
そのような課題を解決するのがリターゲティング広告です。リターゲティング広告は、過去にウェブサイトを訪れたユーザーに対して、再度広告を表示することで、購入や問い合わせなどのコンバージョンを促進する効果的な手法です。
この記事では、リターゲティング広告の基本概念、メリット、そして具体的な設定方法を、初心者にもわかりやすく解説します。さらに、Pinterestを活用した効果的なリターゲティング戦略についてもご紹介します。
リターゲティング広告とは?
リターゲティング広告とは、過去にあなたのウェブサイトを訪問したユーザーに対して、再度広告を表示する手法です。ユーザーが他のウェブサイトを閲覧している際に、あなたの広告を表示することで、ブランドを再想起させ、コンバージョンを促進します。
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リターゲティングとリマーケティングの違い
リターゲティングとリマーケティングは、どちらも過去にウェブサイトを訪れたユーザーにアプローチする手法ですが、厳密には以下のような違いがあります。
リターゲティング
主にディスプレイ広告を用いて、他社のウェブサイト上でユーザーを追跡し、広告を表示する手法。リマーケティング
主にメールを用いて、過去の顧客や見込み客にアプローチする手法。
つまり、リターゲティングは広告によるアプローチ、リマーケティングはメールなどによるアプローチと理解しておくと良いでしょう。
リターゲティング広告のメリット
リターゲティング広告は、他の広告手法と比較して、以下のようなメリットがあります。
費用対効果が高い
既にウェブサイトを訪れたことのある、関心の高いユーザーに絞って広告を表示するため、費用対効果が高い傾向にあります。コンバージョン率の向上
過去に興味を示したユーザーに再度アプローチすることで、コンバージョン率の向上が期待できます。ブランド認知度の向上
繰り返し広告を表示することで、ブランドの認知度を高め、ユーザーの記憶に残りやすくなります。機会損失の削減
ウェブサイトを離脱したユーザーを再訪させ、コンバージョンの機会損失を削減できます。
リターゲティング広告の費用
リターゲティング広告の費用は、主に以下の3つの課金方式によって決まります。
CPC (Cost Per Click): 広告がクリックされるたびに課金される方式。
CPM (Cost Per Mille): 広告が1,000回表示されるごとに課金される方式。
CPA (Cost Per Acquisition): コンバージョン1件あたりに課金される方式。
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費用は、ターゲットとするオーディエンス、広告の表示頻度、使用するプラットフォームなどによって異なりますが、他の広告手法と比較して低コストで運用できる傾向にあります。
リターゲティング広告の設定方法「FacebookとGoogleの場合」
ここでは、代表的なプラットフォームであるFacebookとGoogleでのリターゲティング広告の設定方法を解説します。
Facebookでの設定手順
Facebook広告マネージャにログインします。
ピクセルコードを取得し、ウェブサイトに設置します。
広告マネージャの左上にあるドロップダウンメニューから「オーディエンス」を選択します。
「オーディエンスを作成」をクリックし、「カスタムオーディエンス」を選択します。
「ウェブサイトトラフィック」を選択します。
ターゲットオーディエンスを選択します。(例:過去14日間にウェブサイトを訪問した人)
「オーディエンスを作成」をクリックします。
広告マネージャの左上のドロップダウンメニューから「広告マネージャ」をクリックします。
「作成」をクリックします。
マーケティングの目的として「カタログ販売」を選択します(製品カタログを作成済みの場合は、「コンバージョン」を選択します)。
Google広告での設定手順
Google広告アカウントにログインします。
左側のページメニューから「キャンペーン」をクリックします。
プラスボタンをクリックして、新しいキャンペーンを作成します。
キャンペーンの目標として適切なものを選択します。
「ディスプレイ」、「標準のディスプレイキャンペーン」を選択します。
キャンペーンのパラメータ(キャンペーン名、地域、言語、戦略、予算)を設定します。
「その他の設定」をクリックして、広告のスケジュール設定、コンテンツの除外、デバイスのターゲティングなどのオプションを選択します。
「オーディエンス」セクションで、「リマーケティング」をクリックします。
チェックボックスをオンにして、ターゲットとするオーディエンスを選択します。
最後に、「キャンペーンを作成」をクリックします。
リターゲティング広告運用のヒント
明確な目標を設定する
リターゲティング広告で何を達成したいのか、明確な目標を設定しましょう。適切なオーディエンスをターゲティングする
ウェブサイトの訪問履歴、購入履歴、興味関心などに基づいて、適切なオーディエンスをターゲティングしましょう。魅力的な広告クリエイティブを作成する
ユーザーの目を引き、行動を促すような魅力的な広告クリエイティブを作成しましょう。効果測定と改善
広告のパフォーマンスを定期的に測定し、必要に応じて改善を加えましょう。
Pinterestを活用したリターゲティング戦略
Pinterestは、ビジュアル中心のプラットフォームであるため、リターゲティング広告との相性が抜群です。魅力的な商品画像や動画をピンとして投稿し、ウェブサイトへのリンクを設定することで、効果的にリターゲティングを行うことができます。
そして、一日100円という低予算でも、費用対効果が高いです。成功の秘訣はここにあります!
商品紹介ピン
過去にウェブサイトで閲覧された商品をピンとして投稿し、再訪を促しましょう。ブログ記事紹介ピン
ブログ記事の内容と関連性の高い魅力的な画像をピンとして投稿し、ブログへのトラフィックを増やしましょう。リターゲティング専用ボード
リターゲティング用のピンをまとめた専用ボードを作成し、効果的に配信しましょう。
Pinterestを活用して、視覚的に魅力的なリターゲティング広告を展開し、コンバージョン率の向上を目指しましょう。
Pinterestはブログとも相性が良く、ブログアクセスアップにも一役買ってくれるSNSです!
まとめ リターゲティング広告でコンバージョンを最大化
リターゲティング広告は、ウェブサイトを訪問したにも関わらずコンバージョンに至らなかったユーザーに再度アプローチし、コンバージョンを促進するための効果的な手法です。
適切な設定と運用を行うことで、費用対効果の高い広告配信を実現し、ビジネスの成長に繋げることができるでしょう。
ブログ集客を考えるのであれば、ぜひPinterest活用も視野に入れてみてくださいね!
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