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自分の性別について

 皆様は、ご自身の性別について考えたことありますでしょうか?
 そんな自分は腐るほどあります。実は今でも考えていたりします。
今出ている答えとしては「Xジェンダー」が濃厚かと思います。
今回はカミングアウトしながら、こういう人もいるんだよということを伝えようと思いこちらの記事を書くことにしました。


Xジェンダーとは

簡単にいうと「男性」「女性」に属さない性自認を持つ人々を指します。
さらにその中でも、4種類に分けられます。
・中性…男性と女性の中間地点に自分は存在している
・無性…男性女性どちらの要素を持たない
・両性…男性でも女性でもある
・不定性…日によって自分の性の認識が変わる
このような性別が存在しております。
現時点では自分はXジェンダーのどこに当てはまるのか、はっきりわかっておりません。ここからは自分の性別に違和感を持った経緯をお話しようと思います。

・女として誕生する

・違和感を感じた時

 私が女なのかと思い始めたのは、保育園の頃からでした。「女の子は可愛く上品にしなさい」という教えに対し「かっこよく、頼りになる人」になることに憧れていました。少し変なことを言ったりすることが好きなので上品な人になろうと心がけると本来の自分でいられなくなる感じがしました。
そんな時に「自分って女の子じゃないのかな?」と思い始めました。

・小学生時代


「ポケットモンスター」、「ドラゴンボール」、「デジモンアドベンチャー」のような少年向けのアニメを熱心に見たり、「ドラゴンクエスト」のゲームを夢中になってやってたりしていました。ゲームのお話を男子複数人とすることが増えました。男友達も私のことを同性として認知しているように見えました。
 しかし、少年向けのアニメの他にも「セーラームーン」、「プリキュア」などの少女向けのアニメやキラキラした宝石やアクセサリーを見たり、女の子の漫画を描いたりすることも好きだったので、趣味の面で見ると男女半々な感じもします。

・中学時代

 中学生にあがると、私服ではなく制服を着て登校することになることに違和感を感じました。しかも周りの女子が小学生の頃と比べ、より大人っぽく女性らしさが増してきました。そのような環境で、身だしなみに気をつけてこなかった自分はクラスで浮いた存在になり、いじめられることもしばしばありました。スカートを履いたり、女子グループに自分を振り分けたりすることをやめて、男性がする髪型にしたい気分でした。
 しかし、それをすることによって周囲からさらにいじめられたり、疑問の目で見られるのが怖くて「自分は女子だ」と言い聞かせ、だましだまし過ごすことにしました。

・高校時代

 高校もその調子で過ごしてきました。幸いにもいじめがなくなり親切にしてくれる友人5人とクラスメイト数人に出会うことができて充実した日々を送ることができました。しかし心の奥では「そんなの自分らしくない」と思っている自分がいました。

・成人時代

 ふと3年ほど前の時間が空いたときに、もう一度じっくりと自分の性別を考えました。その時に自分は「女だけど心は女じゃない。じゃあ男なのか?」と考えた時に男でもないと思いました。「男性としての私」も想像できないし、1人称が「私」で自分の名前をすごく気に入っていて、男性ではなく「自分らしく生きたいだけ」なのかと思いました。

 その時にXジェンダーの存在をインターネットで存じました。その時に、「そのようなことで悩んでいる人は自分だけではないんだ」「無理して男性女性に分類する必要もないんだ」と心が救われました。女性でも男性らしい格好をしているお方を拝見し、素敵だと思い自分がなりたい自分になるんだと決意しました。

 周りの人にどう思われてもいいんだ。何か言われても「いろいろな感じ方があるんだな」と流し自分を貫く気持ちで強いメンタルでいようと思いました。長かった髪の毛をカットし刈り上げ、持っていた女性服を妹に譲りメンズ服だけを着るようになりました。
 やっと自分がなりたい自分になることができて、自信を持ち、明るい気持ちで日々を過ごせております(*^^*)

・最後に

これからも自分軸を大切にしつつ、自分磨きをしていきたいと思いました。最後まで読んでくださりありがとうございました(^o^)丿

 


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