コロナ下での羽田空港検疫について

2020年8月現在の羽田空港での新型コロナウイルス検疫の様子についてのレポートです。

7月29日より、検査方法やプロセスが変わりました。今までの検査方法とは違い、唾液採取にて検査を行うため、検査結果が出るまでの時間が短縮されています。そのため、陰性の結果が出るのを待ってから空港の外に出ることができるのです。

まず飛行機が到着する前に、機内で数ページに渡る健康カード等を記入します。飛行機を降りてから書く時間は無いため、到着前に確実に埋めておく必要がありました。

8月26日14時10分頃、デルタ航空にてシアトルから羽田空港に到着しました。

ここで検疫の手順書を渡されます。

14時30分頃、Step1の待合所で10分ほど待ちました。搭乗便には50名も乗っていなかったと思います。15人ずつ順番に次の検疫所に案内されます。

14時45分頃、Step2の検疫所にて唾液を採取されました。専用スペースが15個に区切られており、ここで唾液採取キットを使い、自分で1〜2mLほど採取します。提出後、検体容器ラベルを渡されます。

15時頃、Step3のブースにて滞在した国名、移動手段の確認等が行われました。私は予め手配してあったハイヤーと答えましたが、興味本位で「自転車での帰宅は可能か」と聞いてみました(笑)担当者からは、「自転車は予想外ですね」とだけ返答がありました。

15時10分頃、階段を上がった所の検査結果待ちスペースにて、自分の番号が呼ばれるのを待ちます。(検体容器ラベルの下3桁で呼ばれます)最初の説明では結果が出るまでに2〜3時間かかると言われました。まれに再検査が必要な場合もあるそうです。

15:50分頃、自分の番号が呼ばれました。検査の結果をここで告げられます。なんと驚きの40分弱で陰性の検査結果が出ました!

その後、簡単な最終確認があり、入国審査や預け荷物受け取り等が終わって羽田空港の到着出口から出られたのは16時前でした。

もちろんその日の人数にもよりますが、このコロナ下において、飛行機が羽田に到着してから2時間弱で空港から出ることができました!またしても非常にスムーズでした!

もちろん、その後14日間は自宅またはホテル等にて自主隔離する必要があります。公共交通機関は使用できないため、家族の送迎等が必須です。ただ、想定以上に早く出られる可能性があることを覚えていただければいいかと思います。空港内には、迎えを待って暇を持て余している人が多く見受けられました。

少しでも参考になれば辛いです。Stay safe!

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