私と漫才
最後の大会を終えた私が、
メモに走り書きしていた文章。
どこかに残しておきたくて、ここに残します。
私の漫才師生活、学生芸人生活が終わりました。
いま振り返ると、苦しさと楽しさでは苦しさが上回っているような気もします。
けれど、漫才をきらいになる前に終えることが出来て良かったです。
漫才はやっぱり好きです。
漫才をしている人はかっこいいなと思います。
今日も後輩がエントリーナンバー38を引き当ててくれていて、とてもテンションが上がりました。
NON STYLEが好きで、和牛が好きで、
相方を見つけて「漫才がしたい」という一心で入部しました。
中高と演劇部の裏方で、表に出るなんて自信がなくて、スタッフとしてお笑いに関わるか最後まで揺らいでいましたが、新歓の時に意を決して演者に○を付けました。
最初に組んだ同じくノンスタ好きだった相方と、最後の大会まで何とか続けることが出来ました。
めちゃめちゃ迷惑をかけました。
初めの頃はノンスタみたいなネタがしたくて、石田さんだったらなんて言うか?でネタを作っていましたが、
それでは技量も足りず、
大学お笑いでは受け入れられずに、
とても苦しみました。
私が"大学お笑いの人"になれないままいたところ、
相方が完全に"大学お笑いの人"になってくれたおかげで、
どういうものがウケるのかが少しだけわかった気がします。
未だに大学お笑いは好きではありません。
デビューライブから続けている私にとっての本コンビですが、2度ほど解散危機がありました。
1度目は私が完全に病みました。
2度目はちゃんと喧嘩をしました。
けれど、スタッフさんとかがやめないでと止めてくれたこともあり、
4年の2月なんてこんなギリギリまで続けてしまいました。
今となっては、他大のお笑いサークルをTwitterで見つけた頃の私、意を決して演者に○をつけた頃の私にとても感謝しています。
THE W2回戦進出くらいしか胸を張った結果はありませんでしたが、もう漫才をする機会がないと思うと少し寂しかったりもします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?