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4シーズン分類は実用的ではない!? 〈パーソナルカラーについてもっとよく知ろう〉
パーソナルカラーとはどのようなものなのか、どういうメリットがあるのかなどについては別の記事で詳しく書いています↓
今回は、もっとよく知りたい人向けにまとめていこうと思います☺︎
似合う色は、3つの要素で決まります。
まずは①の「色み」から。
パーソナルカラーでいう色みとは、ベースの色のことです。
イエローベース、ブルーベースという言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
黄みがかった色が似合う→イエローベース
青みがかった色が似合う→ブルーベース
でもこれってどこからがイエローベースでどこからがブルーベースなんでしょう。
黄みも青みも感じない色ってありますよね。
イエローベースとブルーベースの間、つまり「黄み青みどちらも感じないような色」が似合う人もいるのです。
それが「ニュートラル」です。
ピンクでいうと、
コーラルピンクやサーモンピンクなどオレンジ系のピンクが似合う人→イエローベース
フューシャピンクやチェリーピンクなどの青みピンクが似合う人→ブルーベース
オレンジっぽくも青っぽくもない、画像の真ん中のようなピンクが似合う人→ニュートラル
という感じです。
イエベ(イエローベース)・ブルべ(ブルーベース)はよく耳にしますが、日本人に一番多いのは「ニュートラル」の方なんです!
また、
黄みが強い色が似合う人
少し黄みがかった色が似合う人
どちらもイエローベースですが、似合う色は違ってきます。
ただイエベ・ブルべを知るだけでなく、
画像のような青みから黄みに変わるグラデーション上のどのあたりが自分の似合う範囲なのか、ということを知ることが大事です!
また、ブルーベースは色白、
イエローベースは黄色っぽい肌、
と思う人もいるかもしれませんが、ぱっと見の肌の色で診断結果が決まるわけではありません。黄色っぽい肌のウィンターさんもいます。
パーソナルカラーは、瞳や肌の質感なども関係するので、実際に布をあててみないと分からないのです。
次に、②の「色の明るさ」です。
暗い色が似合う人、明るい色が似合う人、明るすぎず暗すぎずがいい人…
ベースと同じように、明るさも人それぞれ似合う範囲が違います!
そして③の「色の鮮やかさ」。
はっきりしたビビットカラーが似合う人、
色をあまり感じない、絵具を少しだけ垂らしたような色が似合う人。
似合う鮮やかさもそれぞれ違います。
この3つの要素それぞれで似合う範囲を見つけると、あなたにぴったりのカラーが見つかるのです!
例えば、
①色み⇨ニュートラルが似合う
②色の明るさ⇨明るい方が似合う
③色の鮮やかさ⇨くすんでいない鮮やかな色が似合う
となると下のような色が似合う、ということです。
そして、パーソナルカラーと言えば、
「4シーズン分類」がメジャーです。
春(スプリング)、夏(サマー)、秋(オータム)、冬(ウィンター)の4つの季節に分ける方法です。
まず最初に、ベースを大きくイエローベースとブルーベースの2つに分けて、そこからさらに
イエローベースの明るくすっきりした色が似合う人→スプリング🌸
イエローベースの暗くくすんだ色が似合う人→オータム🍁
ブルーベースの明るくくすんだ色が似合う人→サマー👒
ブルーベースの明暗がはっきりしていてすっきりした色が似合う人→ウィンター❄️
と分かれます。
この4分類、
雑誌などでもよく見かけるメジャーな分類なのですが、穴が多いんです…!
みんな1人1人肌の色も髪の色も瞳の色も違います。その人が持っている色は、その人だけのオンリーワンのカラーです。
ということは、その人が似合う色も1人1人違うのです。
無限の組み合わせがあるパーソナルカラーを、4つにざっくり分けただけでは、それが本当に似合う結果とは言えません。
また、ニュートラルに近い人ほど4分類では誤診があったり、違和感が残ることが多いです。
もちろん4シーズン分類や16分類など、
分類わけする診断にもメリットがあります!💡
メリットとデメリットを知って、うまく取り入れていくことが大事です☺︎
分類わけしない診断を行なっているサロンもあります。
JPFCAという協会が特許を持っているGCSという診断方法は、新しい「分類わけしない」診断です。その協会の講習を受けた人しかできない診断なので、行なっているサロンも多くはありません。
そのサロンでは、下の画像のように診断を行なっています。
まず色の3つの要素それぞれの似合う範囲を探し、それから120色のドレープをあてていってベストカラーを見つけます。
このように、まずあなたのオンリーワンのベストカラーを見つけて
その後に4シーズンで言えば◯◯だけどこの色は苦手、別のシーズンのこの色は似合います、というように分類わけしてお伝えします。
上の画像の人だと4シーズン分類では
サマーになりますが、サマーの中にも似合う色と似合わない色があります。
診断者によってはスプリングと言われることもあると思います。
できるだけ誤診を避けたい、
本当に似合う色が知りたい、
という方は分類わけしない診断を選ぶといいと思います✨
最後に…
私は元気がないときや自信をつけたいときには、自分の得意なカラーのメイク・ファッションで固めて勇気をもらいます。
もちろん、似合う色なんて関係なく、好きな色を身につけるのが1番!
でも今日は色の力を借りたいな、というときにパーソナルカラーは頼もしい味方になってくれるんです。
みなさんの毎日が少しでも楽しく豊かなものになればと思い、パーソナルカラーについてお話しさせてもらいました。
最後まで見ていただいた方ありがとうございました☺︎
時間があるときに、こちらも見ていただけると嬉しいです♡