開業秘話_ハーブとの出会い編_③

晴れて私は開業計画を立てた訳ではあるが、では何をしよう…?

実際にクリニックでカウンセラー・サロン勤務をした経験もあるが、エステサロンは様々で、基本的にエステサロンで感動した経験など殆ど無い。その中で一つだけ感動したものがあり、それが「ハーブピーリング」でした。

目に見えてド改善が出来る美容施術。

これなら誰かに感動を与えられるのでは?

ただ当時はまだ日本ではハーブピーリングはそんなにメジャーでは無く、Google検索でもそんなにヒットはせず、一部の人達意外は、ハーブ?何それ?と言った認識でした。

どうにかハーブピーリングの技術を今まさに取得出来ないだろうか?と思い、以前ハーブ施術を受けに行ったサロンオーナーの方に相談。

普通じゃ考えられないのだが、そのオーナーさんが快く私の相談に乗ってくださり、ハーブの手法や仕入れ先等全て教えてくれる事に。

これは本当に出会いに感謝で、その方のおかげで私の今があります。

そこからは修行の毎日。
子供が寝てからひたすらに勉強・勉強・勉強。

みんなが友達や恋人と飲みに行ったり、ランチをしたり、家でゆっくりNetflixを見てるのを横目にひたすら肌理論に向き合いました。
ただ実際の所、それは辛くも苦しくもなく、自分の計画に着々と近づいている事が嬉しく、寝る間を惜しんでひたすら勉強に没頭していました。

一括りに勉強だけをしていてもプロフェッショナルにはなれない事は分かっていたので、ハーブ取扱の資格を取得してからは、自分の顔で実験の日々を繰り返していたのですが、自分の顔では限りがあります。更にハーブピーリングは月に何度も出来る施術ではないので、家族や友達の顔をお借りしてスキルアップを図りました。

今となっては、ハーブの練習がしたいから顔を貸して欲しい!と言ったら喜んで貸してくれる人は沢山居ると思うけど、当時はハーブピーリングの認知度はかなり低く「ダウンタイム」と言う言葉すら、いまいちピンと来ない時代だったので、まずハーブピーリングと言う施術を理解して貰う所から始まります。

人生において【顔の皮が捲れる】経験などそうそう無いので大概の人は躊躇するのが普通なのだが、私の友達はみんな率先して協力してくれました。

開業準備から今現在も、私は友達にはかなり助けられています。

そこからとにかく修行を重ね、知り合いのサロンにもお世話になりつつ、いざ開業スタート!

つづく

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