薬の効果なのか違うのか
少し前にあった軽躁が徐々に落ち着いてきて最近は普通の状態だと思う。
数日前に私が一番好きなアーティスト、宇多田ヒカルのライブに行ってきた。
宇多田さんのライブは人生で2回目。
前回は6年前で、当時はまだ精神科に行ったこともなく、近い将来自分が双極症だと診断されるなんて想像もしていなかった。
6年前のライブでは一曲目から大号泣。
その後も涙を堪えながらも抑えきれないという感じで「感動しっぱなし泣きっぱなし」の状態でライブを見ていた。
それなのに今回は一曲目で泣いただけだった。
それも前回のような涙がボロボロ溢れるような泣き方ではなく、とても静かに泣いた。
「あれ?」
と思った。
いまいち心が揺れないぞ。
妙に冷静だな。
なんでたろう?
そこで思い出した。
ライブの約1時間前に夜の薬を飲んだことを。
バルプロ酸やらクエチアピン等、抗精神病薬と気分安定薬の血中濃度がおそらく最高のタイミングでライブを見ていたのだ。
んー、なんとなく損した気分。
良いことなんだろうけど。
良いことなんだろうけど…。
でも悔しい!もっと感動したかった!
というのが本音。
今回のこれは薬の影響が何割くらいなのだろう?
もしかしたら軽い鬱に入ってた可能性もゼロではないんじゃないか、なんてことも思ってしまう。
それか宇多田さんのライブ、前回は初めてで今回は2回目だったからなのか。
モヤモヤ。