本来無一物
こんにちは、片付けが苦手な山本茜です。
と、のっけから短所を暴露しましたが、子供の頃から超絶的に片付けが不得手です。
同じ親から生まれた妹さんは、大変片付けが上手です。
減らせばいいのよね!
それはわかっています、、、いえ、わかったつもりになってます。
何が必要で、何が必要では無いかの仕分けをするのが、超絶的に体力と脳力を奪われるのです。
が、しかし、全部捨てたっていいんだよね!
【本来無一物】
ほんらいむいちもつ、と読みます。
禅語の中にある言葉です。
『もともとそれは汚れたり傷付いたりするものではない』
という事だそうです。
そうかー、、、私のもともとは汚れたり傷付いたりすることは無いんだなと、理解しました。
表面上はしょっちゅう傷付いたりするんですけどね。
そして、死んだら何も無いのですから、何かを溜め込むのも無意味ですよね?
「コレが無いと描けない!」
「アレが無いと作れない!」
や、そうかもしれないけど、そうじゃないかもしれない、、、。
何も無くても、何かは出来るんだよね。
でも、あるということで、生み出せたりするんだよね!
それは、とても有り難いことなのです。
だからこそ、大切したい!
そして、捨ててもいいものは捨てて、空間を確保することで、豊かな作品も生まれると言うことでもある。
この、【本来無一物】という言葉は、「自分の出来ることは少量」「足るを知る」「無力である」とも解釈したいのです。
本来は何も持ってないし、汚れたり傷付いたりしないとありますが、、、、あー、そうかー、、「無力である」だけなのかなあ、、、。
ソクラテスさんの言うところである【無知の知】に近いのかも知れない。
けど、無理に何かに例えなくてもいい。
【本来無一物】という言葉は、もともと理解し難く、習字でも失敗続きで挫折してきました。
とても真理に近い言葉なのだと感じてます。
そして、それは、ヒトだけにとどまらないと。
宇宙の全てにも当てはまる、気がしてます。
コアの部分は汚されないとでも言いましょうか。
だからといって片付け無くてもいいわけではないので、随時片付けつつ様々な活動を行っております。
ごきげんよう❤