第12回 村ちゃんは住みたいところに住めない…?【村づくり#1】
夢の村づくり計画の話です
ちょっとずつ前進
まだ机上の空論やけど、楽しいなぁ
【2020年6月28日電話】
(今回も介助のえりさんが電話つなぎ&通訳)
陽)「早速いろんな人に言うたよ!
みんな協力してくれるって。
川原さんが言うてたけど、
そういうことして成功した方とか、
市とかに相談したら?って。
で、市に相談しに行こうと思ってる」
村)「市になったら規制とか規則が
でてくるんと違うかな。
市は税金使ってるし固いとおもうけどな。
今都会のイメージで話ししてるけど、
地方やったらそんなに固くないんかな。
僕の理想は地方の田舎やけど」
陽)「僕もそのイメージやで。
都会で、ってなんかワクワクしない。
場所はね、今住んでるし兵庫県か、
村ちゃんの地元の広島で考えてる」
村)「どっちもいい!」
陽)「村ちゃんの故郷の”因島”に
今度行ってみようと思う。
ちょうど尾道に行きたいと思っててん。
村はどういう場所がいい?」
村)「個人的には体が弱いから、
空気が汚れてない、
空気が美味しくて食べものも美味しくて
時間がゆっくりと進んでいくイメージの場所。
沖縄とか北海道にもそういう
イメージを持ってる」
陽)「そもそもなんで村ちゃんは
北海道とか沖縄に住まないの?」
村)「北海道に行かない一番大きい理由は、
一から人間関係作っていかなあかんから。
それは、ヘルパーさんやお医者さんの
他にもあるよ。
あと、一年中そこにおらなアカンでしょ。
北海道やったら冬は動けない、
沖縄やったら、短期間しか行ったことないけど
アメリカのイメージがあって…
まだまだ大阪とか東京に比べて
遅れてるわけや」
陽)「何が遅れてるん?」
村)「いろんなことで。
例えば、障害者の制度とか。
障害者に対しての環境が遅れてる。
僕はそこが不思議なところやと思うよ。
だって同じ日本やで」
陽)「じゃあ沖縄や北海道は、気温的に極端やけど
他の場所はどう?
村を作らなくても、空気が綺麗な田舎に
引っ越したらいいんじゃないの?」
村)「引っ越したくても引越されへん。
電動車椅子で入れるマンションも少ないし、
部屋に手すりをつけられないとか、
ヘルパーさんが出入りするのがダメとか、
断られることたくさんあるよ」
陽)「あ、そういう話は全然知らんかった。
お金ってどうしてるの?」
え)「基本は生活保護と障害者年金で生活やから
住める場所も限られてくるんよね」
陽)「なるほど。
この村は、障害者だけじゃなく
みんなの困ってることとか、悩みから、
作り上げていく村やと思っていて、
今日一個それに繋がる話聞けたと思う」
村)「環境が整ったら何回か行って、
ここやったら住んでみたいなって思ったり
あそびに行くとこのひとつとして、
考える人もいると思うし、
生きやすい選択肢が広がったら
いいと思ってる」
陽)「困ってる人たちだけじゃなく、
ヘルパーさんたちも来たい!
と思う村にしたいよね」
村)「そうやな。どうしたらええやろな。
ヘルパーさん来なかったら陽平頼むな」
陽)「僕は村長やからしないよ。忙しいし」
村)「えーーー!笑」
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僕は来年東京に行こうと思っていて
住む場所をふんわり探してる。
めっちゃ楽しい。
いろんな部屋があって
友達が住んでるとこに行きやすいとこがいいなとか、
この街がいいなとか。
もちろんいい部屋はやっぱ高くて、、
仕事頑張ろう!稼ごう!って思う。
そんなこと考えてる時だったから
今日の話は刺さったな。
住みたいところに住めないって
想像したことなかった。
しかも村ちゃん、家では窓を開けられないそう。
家の裏に路地があって猫がウロウロしていて、
動物アレルギーとか何が発症するかわからないから。
ちょっと2時間ほど喋っただけで
そんな知らない話が出て来た。
なんかいろんな障がいの人とか
日本に住んでるの外国人とか
障がい者のちっちゃい子の親とか
話聞きたいなと思った
最後まで読んでいただきありがとうございます!
みんな協力してください!