桜と金木犀
いつも、金木犀の季節を待っている
「第一報」にふれた時の喜びはなかなか表現し難い
それほどに愛する金木犀、
今年のファーストコンタクトは富士山本宮浅間大社だった
それだけでも僥倖と思っていたのだが、
湧玉池から再び拝殿前に戻ろうとすると、舞い落ちてくる一片の花びら
見上げると桜
それは、正しく桜だったのだ
名札には「マメザクラ」とあった
調べてみると、富士山や箱根付近に多く存在することから「富士桜」「箱根桜」とも呼ばれる品種なのだそう
中には秋から冬にかけて二度目の花を咲かせるものもあるらしく、その機会に巡り会えたということになる
大好きな金木犀が香る季節に、
桜の神様の御許で予想外の花を見せていただける
こんなにありがたいことはない
神様、
これからもどうか未熟なわたしを導いてくださいますように
この感動を、感謝を忘れませんから
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