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やわらかな仏教のことば 5/1250 「空海(くうかい)」①

真言宗の開祖.諡号は弘法大師.
四国の讃岐国多度郡屏風ケ浦(香川県善通寺市)に生まれる.
(中略)平安初期に,中国密教を伝えて,これを再組織し,新たに真言宗を開き,即身成仏と社会教化を宗旨とするとともに,文化・教育・社会事業と幅広い活動をなし,一代の師表と仰がれたが,835年(承和2)3月,62歳のとき高野山で示寂した.

岩波  仏教辞典  第二版

今日は「やわらかな仏教のことば」を書くきっかけになった、お大師さまのお誕生日。
生誕1250年にあたります。
各地では、今もお大師さまを慕う人々によって法要が営まれました。


実は我が家は宗派としては浄土真宗、
にもかかわらず1番唱えているのは「南無大師遍照金剛」で間違いありません。
それほど「お大師さん」は、ある意味で「身近な」存在でした。

恐らく身近に感じているのはわたしだけではないでしょう。
(市が立つから、も大いに理由としてあるのでしょうが)毎月21日にお大師さまゆかりの寺へ足を運ばれる方は多いのではないでしょうか。

もちろん高野山から今も見守ってくださっている訳ですが、
現代の我々の中にも「お大師さん」はしっかりと生きていらっしゃる、と感じるのです。

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