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"空想日記"⚡️⚡️⚡️no.107

太樹『….うぐっ……っ……』

背中を強く打った私は
うまく呼吸をする事が出来ずに…
その場をのたうち回る。

しばらくすると、息が整い
私は仰向けとなった。


太樹『すぅ〜〜………ふはぁぁ〜………。』
大きく深呼吸をする。

『チカッ……チカッ…チッ……』


落ちた衝撃で
壊れてしまったのか…
手持ち雷灯が
不規則に点滅している。

私は雷灯を手にとり
2〜3回、手で叩いた。

………
なんとか
うまく点灯してくれた。

太樹『よかった…大丈夫そうだ。』

私は雷灯で辺りを照らした。

太樹『……………
           …………すごい……。』

そこは
先程いた場所よりも
さらに大きな空間となっていたのだ…
高い天井からは
つらら状に垂れ下がるつらら石
洞窟の真ん中に大きな柱がドンと支えていて
なんとも、神秘的な空間に感じた。




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