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"空想日記"⚡️⚡️⚡️no.148
太樹『ぜひ、私に…
その…"秘められた力"について
教えてください!』
私は彼女達に頭を下げ
教えを乞いた。
この力をもし習得する事ができれば
なんの取り柄もない私でも…
家族や雷山の皆の為に
何か役に立てるのではと
そう思った。
黄龍『………。』
蒼寅『………。』
彼女達はしばらく黙って
何か考えているようだった。
黄龍『そうだな…
教えてあげたいのは
山々だが…
ワシと蒼虎はもう
眠りにつかないといけない…
思ってた以上に
お前さんに呪力を
持っていかれてしまったからな…。』
蒼虎『そうね…
教えるにしても
充分な呪力が必要ね…
それに、
"秘められた力"の
習得には時間もかかるだろうし…。』
やはり、
そう簡単には行かないか…
黄龍『あっ!
でも、
ひとつだけ方法がなくもないな…
確実ではないが…。』