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"空想日記"⚡️⚡️⚡️no.130

黄龍『いやいやいや………
          そんな事はあり得ない。

   陽力を感じただと!?
   しかも…"現し世"から?
   戯言だな…』

蒼虎『………
          そうとも言えんだろ…。』


黄龍『いやいや…
          百歩譲って、
   小僧がこの場(隠り世)の
   陽力は感じ取れるとしてもだ…

   "現し世"から
   別次元である
   "隠り世"の気配を察っすることなど
   あり得ない…

           わしら伍神でも
   それは無理だ!』

蒼虎『だが、見ろ
   太樹は嘘をついていない。
   眼を見れば分かる。』

黄龍『………………。
   では、奈落に落ちた
   と言うのはどうなんだ?

   あそこには重呪力層がある
   わしらですら
   迂回していると言うのに
   人間の小僧など
   通ったら
   あっという間に
   朽ち果ててしまうは。』

蒼虎『………………。
   ふむ……
           なら…
           試すか………。』

黄龍『…………。

   そうだな…
   それが、手っ取り早い。』

太樹『えっ!?』

よからぬ方向に話が
進んでいるように感じた
私は身震いした。


黄龍『よし、小僧…
   服を脱ぐんだ。』




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