"空想日記"⚡️⚡️⚡️no.137

突然
見えるようになった
この黒いモヤが
呪力なのだろう…

恐ろしい
量の呪力が
どんどん
私の中へ。

一見すると
心配になる量だが
呪力は余す事なく
体内に吸い込まれていく…

えっ？
体は大丈夫かって？

それが、
まったく問題ないのだ…
少し
ヒヤリとするぐらいで
むしろ
力が漲るような気さえする…

もうどれくらい
経っただろうか…
黄龍も
蒼虎も
呪力の放出を
弱めるどころか
その勢いは
さらに増していった



太樹『…………

           あの…

           あと
　　　どれくらい
　　　続きますか？…  』


痺れを切らした私は
彼らに尋ねた。