"空想日記"⚡️⚡️⚡️no.127
黄龍『…そのようだな。
生意気にも
緑玄の得意とする
術を使うとは…
益々、気になる小僧だ。
おい、小僧
名は何と言う?』
太樹『たいじゅ…
空晴 太樹と申します。』
私は震えた声で答えた。
蒼虎『やはり…
空晴(くぜ)の血筋か。』
黄龍『どうりで…。
太樹よ!!
もう、一つ問う。
心して答えよ…』
私は息をのんだ。
黄龍 『なぜ、
お前の体の中に
緑玄の呪力がある?
それも…
人間が蓄えられる
とは思えぬ程の量だ…。』
私には
黄龍が何を言っているのか
さっぱり
理解できなかった…。