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「覗いてみたいピンク映画の裏側」トークイベント


このポスターが入場者特典

ピンク映画監督横山翔一さんと「新橋探偵物語」主演の長野こうへいさんによるトークイベントをシネマスコーレのトークスペースで観ました。
サイン入りポスターがおみやげとして配布されました。
長野さんは電マを持っての登場。


まずは「新橋ロケ地めぐりツアー」のVTRを上映

今回のイベントのために5日前ほどに撮影したとか。
長野さんはピンク映画を撮影しているときの真剣なみんなの顔を見てほしいと。
横山監督は池島ゆたか監督との出会いから企画コンペに参加し、ピンク映画の世界へ。


最初の企画書を公開

昼は回春マッサージ店長でフーゾク探偵の異名を持つ私立探偵の物語。
「フーゾク探偵果梨玉男」というタイトル。
主演のイメージは草野康太だったと。
脚本完成から撮影まで2か月、撮影は3日、無理して4日。
大蔵映画からの注文は主人公を若くしてくれと言われたくらいだと。
長野さんとはゆうばりで出会ったと。
女優に関してはキャスティングのつてがなくて大変だったとか。
きみとさんに決まったら、きみとさんなら大蔵でキャスティング出来たと言われたとか。
男優はあんまりチェックしないとか。
長野さんはピンク映画もよくわからずやるかどうか凄く悩んだと。監督と話して決めようと思ったけど、なにも知らないから騙されるんじゃないかと思ったと。当時はピンク映画とAVの違いもわからず上映されるまで心配で眠れなかったとか。
監督に聞いても説明を面倒臭がり教えてくれないと。


予算は240万円だった!

城定監督は「ピンクは文化事業みたいなものだから持ち出しても好きなものを作りなさい」と。
その予算で編集もフェスティバル用のものと2パターン作ると。

初日に36シーン撮影していた!

監督は撮影中にロケハンに消えたりすることもあると。
絡みはスタッフがカメラを用意してくれて3台で一連で撮影出来たと。
前バリの貼り方は俳優の折笠さんに教えてもらったと。
現場で緊張していたけど、スタッフも横山監督の映画美学校の同期ばかりで実はピンク初心者が多い現場だったと。


強い相手をドンドンぶつける

監督曰く長野さんは負荷をかけるほど良くなる俳優であると。
他の人の作品でも楽しているのは良くないと。

ゲイピンクの方がゆったり

ゲイピンク映画は撮影期間が泊まり込みで5日くらいあってゆったりしているとか。

大丈夫だよと後輩に見せたい!

横山監督は最後のプログラムピクチャーなのでピンク映画を残したいと。
もっと若手に好き勝手やれる場であればと思うが、やっぱり新橋は賛否別れたと。
長野さんは後輩たちにピンク映画は大丈夫なところだよと教えるために出演していると。
長野さんが主演としてテアトル新宿イベントに立ったことで女優メインだったピンク映画の見え方が変わったとか。でもピンク映画館ではなかなか主演と主張出来なかったとか。
ピンク映画館で二人で観たときのお客さんの反応は忘れられないと。
監督は新作のプロットはあると3が作りたいと。監督にはBLのオファーが来ているとも。
スコーレも最初の2年は成人映画館だったと、その時代があるから今があると。

本編の舞台挨拶では
きみと歩実さんが飛び入り参加!



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