「極悪女王」で女子プロレスが気になった皆さんへ！①
令和のリングにもクラッシュ・ギャルズや極悪同盟のような数々のドラマが進行中なのです。そんなわけで自分が観に行っている女子プロレス団体をシリーズでご紹介します。
個人的注目女子プロレス団体 スターダム
現在の日本最大の女子プロレス団体は今年新日本プロレスの子会社になったスターダム。
スターダムには個性溢れるユニットがあり、スターダム1期生のスターダムのアイコン、岩谷麻優率いるSTARS
宇宙一可愛い女子プロレスラー中野たむ率いるCOSMIC ANGELS
格闘家出身のモノが違う女 朱里が率いるGod’s Eye
美しき女帝舞華率いるE neXus V
20代前半のヤング世代によるNEO GENESIS
そして凶悪ヒール集団H.A.T.E
がしのぎを削るドラマを展開しています。
なんと言っても「極悪女王」の時代とはコスチュームのクオリティが違います。アメリカのトップ団体以上にコスチュームに凝っているのが日本の女子プロレス。
彼女たちが動くと、コスチュームの飾りやカラフルな髪が舞い、激しさの中にも女子ならでは美しさがあります。
またかつて全女でブル中野選手が伝説を作った金網マッチを再現するなど、ギミックの凝った試合をビッグマッチでやったりも。
また節目の試合では髪切りマッチをすることもあります。
スターダムとは
スターダムは全日本女子プロレスでクラッシュ・ギャルズの芸能マネージャーだったロッシー小川氏がいろんな団体に関わったあと、2012年立ち上げた団体で、そのへんのいきさつは岩谷麻優選手の自伝を元にした映画「家出レスラー」にもちょっと描かれています。
2019年にはブシロードに事業譲渡し、さらに拡大し、そのあとも女子プロレス界のトリックスター、ロッシー小川がエグゼクティブプロデューサーをしていましたが、今年2月選手引き抜きでスターダムを解雇。
ロッシーは4月に元スターダムと元アクトレスガールズの選手を中心に新団体マリーゴールドを立ち上げました。
その際に主力選手を引き抜かれたことからスターダムはかなりの苦境に立たされたりもしています。
そして、6月には新日本プロレスの子会社へとなり会社としては完璧な体制となりました。
そして、今も女子プロレス界最大の団体であり続けます。
ロッシー小川という精神的支柱を失ったことは正直なところダメージが大きいですが、過渡期の今、長く続いたヒールユニット大江戸隊を潰してH.A.T.Eを立ち上げたり、若手選手のユニットNEO GENESISが出来たりと新しい風が吹いています。
スターダムの選手には
など他の団体にはいないスターダムならではの選手もいます。試合数も全国巡業も多いので一番観に行きやすい団体だと思います。
ちなみに女子プロレスはだいたい写真撮影がOK(動画はダメなところがほとんど、あと卑猥な写真ももちろんNG)なので、ここに掲載した写真も全部自分で撮影したものです。
いきなり会場はハードルが高いという人にはスターダムは毎大会、YouTubeで1～2試合の無料配信もしているのでそれでお試ししてみるのもよし。好きになったら有料サイトのスターダムワールドで全試合配信で観ることも出来ます。
ただ試合を観るのもよし写真を撮るのもよし、いろんな楽しみ方が出来るので「極悪女王」の興奮を生で体験したい方は一度会場に行ってみては？