散歩とは!『予定から予定』から脱出・未定から予定を生み出す、地味な炭酸水のよーなもの
先日、13:55スタートの見たい映画が、京都の映画館で上映されていて、その日は、午前中と夕方夜のダブルワークだったのだけど、間の5時間を使って、よし!ひとっ走り・見に行こうと思った。
スマホで、時刻を入念にチェック。
自転車置き場・あそこ停車〜地下鉄谷町線〜京阪〜地下鉄〜徒歩と・乗り継ぐぞ!と・入念なスケジュールを立てた自分に痺れ(^з^)-☆・
家を駆け出た。
よし!よし!と予定通り、順番に駒を進めた。
京阪電車に乗り込んだ瞬間、ガラガラの車内と、大きな車窓から見える・移り行く外の景色が気持ち良くて、だらしなく・のんびりできた。
私は、スマホで写真を撮るのが苦手で、殆ど・全く写真を撮らないのだけど、車内の外と床、外の風景を珍しくパシャった。
のんびりした車内に・静かにはしゃいでいたのだな。
静かで晴れてて、体も伸び伸び、この状況をおかずに、ご飯食べれるなー!・と呑気に揺られていたのだけど、、
ふと・腕時計を見たら、上映時間に近づいてる!!
ええっ!?あれっ!おや!??
そう!正解!
電車を乗り間違えている!
特急を乗り継いでこその・タイムスケジュールだったのに、、
準急に揺られている、、、ガビーン!
だから、だから、、
電車の揺れがのんびり、途中から、各駅停車!じゃん!
【石清水八幡宮〜】【淀ー】とかまだ言ってるよー!😭
そこから、猛スピードで、スマホを取り出し、時刻表と睨めっこして、自己嫌悪タイムに突入しましたが、、面倒くさくなって、降りました。
そこは【中書島】
駅の南側を振り向くと、古い工場地帯ぽい景色が、『こんにちわー』と話しかけてきたよーな。
そちら側を目指して、駅を歩き出すと、、
【坂本龍馬!】と【宇治川を船で!】とか【酒蔵見学】など、ポップな観光名所infoが・目に飛び込んでくる。
足の向くまま、気の向くまま、北改札を出る。
ぽひょーんと歩いていると、酒蔵見学の出来る場所に出食わし、入場。
ガビーン!
コロナ由来の見学中止中?水曜定休?売店のみ・入場可。
売店の奥のドアが、風通しをよくする為・開け放たれてたので、さりげなく、そのドアの向こうに行く。
そこには、大きな樽の木などがあって、見学したくなる道があった!・けど、大声が、、
『お客さまーそちらは、入場不可ですー!!』と怒られ・行き止まり!ばれた。
酒造屋を出て、歩きだす。
黄桜カッパ資料館も、売店のみ可。その後、出てくる店店も閉まっている。。
だけど!開いてた!龍馬の館【寺田屋】
特に、龍馬大好きでもないけれど、小学校の時の文集?に書き込んだ・その時好きな言葉は、確か『心はいつも太平洋ぜよ by坂本龍馬』
なので、そんなこんな・思いながら、入館。
感想は・割愛しますが、ゆっくりしました。ほんとうに・ゆっくりしました。
そこから、店の閉まった龍馬通りを更にスローダウンで歩き、
【これまた、閉まったー・しまったーやな!】と駄洒落を心中一人呟き、散歩していたら、漬物屋を発見。
立派な胡瓜4本・100円。
胡瓜の漬物も、古〜浅漬物迄、タイムラグで、数種類並んでいて。
そこに飲食店の店主らしき男性が現れて、『こないだ買った、胡瓜の漬物と同じ具合のものが欲しい!』と店主と相談し始める。
なんだか、本当の話をしてる感じなので、その店の商品に惹きつけられた私は、葉唐辛子の練り物と胡瓜とひのな漬を購入。
端っこに裏返しかけているPOP【梅干700円】について、言及すると、
『今、1番美味しい梅干しは、さっき売り切れて、残りの梅干しは、8月になったら、美味しくなるから、今はない・かな』と。
ほん少しの雑談で、中書島がホットスポット松になった。
8月に買いにこよー・ここに。
南に向かうならば、この駅に降りたった、きっかけとなった南側の工場地帯へ。いざ!
南に向かうと、港公園と工場地帯。錆びれて見える工場地帯には、入れそーにない。
この工場群で、働いていた人達が、北側に飲みに出掛けていたのかな?と少し昔を思うと、大分デザインされ、区分けされた駅なのだなーと思。
人の手の入らない場所など、今は少なくて、誰かの思いついた場所のデザインから始まって、時と共に、景色は変化していく。
坂本龍馬が、この街の船旅旅館に停泊していた頃は、この錆びれた工場地帯は・まだ未来で存在していなかったんだろーなーと、時系列を頭の中で転がした。
あ!バーチャルリアリティか、これも、あの時の。
『あーすれば・こーなる。こーすれば・あーなる』
たった2時間滞在の・中書島。
大分歩いて、ほんの少しの地図は体感にインストール出来た。
未定から、予定が生まれた瞬間だよ。
中書島の8月の梅干し、売り切れる前に買いに来よう。
そうそう、最後にあの漬物屋で買った、ひのな漬、めちゃくちゃ美味しかったのです。
胡瓜も。
ひのな漬もリピート買い!
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