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「電波の向こうに広がる世界 第二章――第三級アマチュア無線技士を取得しました」

「電波の向こうに広がる世界――第4級アマチュア無線技士を受験してみた」の続編的なものです

第4級アマチュア無線技士(4アマ)の国家試験を終え、無事に従事者免許が届きました。すると欲が湧き、「次は第3級アマチュア無線技士(3アマ)を取得したい!」という思いが強まりました。今回は国家試験に比べて費用は倍以上かかりますが、「時間を買う」という考えから、eラーニング講習を選択しました。

2月の初めに申し込み

去年の末に受験して、4アマの従免が届いたのが1月の終わりくらいでした。そして2月の初めにQCQ企画さんの3アマ短縮コースに申し込みました。
提携の無線屋さんに行くと割引クーポンが貰える(3,000円引き)とのことでしたが、「面倒くさい病」が出てしまい通常料金で申し込みました。料金は14,950円でした。
まぁこれで一生使える資格なら安いかと。


資料・テキストが届く

申し込みから2~3日ほどで、資料やテキストが届きました。QCQ企画さんに返送する書類も同封されており、内容は4アマ従免のコピー、無線従事者免許申請書、写真、返信用封筒でした。これらは届いてすぐに返送完了。

ちなみに、写真は以前撮ったデータを使い、コンビニのコピー機で印刷できるサービス「ピクチャン」(公式サイト)を利用しました。写真データを持っている人には、かなりオススメです。

すぐに返送しました

学習方法

学習はeラーニング形式で、PCやスマホを使って進めます。私はPCを使い、動画とテキストを見ながら学習しました。各単元の最後には模擬試験があり、合格すると次の単元へ進める仕組みです。

動画では「ここを覚えてください」とポイントが示されるので、それをひたすら覚える──まさにこの繰り返し。

講習は「法規コース」と「無線工学コース」に分かれており、まずは法規コースからスタート。法規コースの全講習を終えると判定試験があり、これまでの模擬試験から30問が出題されます。80%以上正解すれば、無線工学コースへ進めます。

ちなみに、私は2月1日から学習を開始し、2月8日には全過程を修了しました。

eラーニングは便利!


修了試験まで

修了試験は、4アマの国家試験と同じくCBT方式で行われます。私は2月23日に試験を設定しました。2月8日に全課程を修了してから試験日まで少し間が空きましたが、その間はひたすら判定試験の問題を解き続け、徹底的に復習しました。

修了試験当日

修了試験は、判定試験(模擬試験)の問題からしか出題されませんでした。かなりやり込んでいたので、試験時間は60分ありましたが、実際には10分ほどで解き終えて退室。

試験後は「これは間違いなく受かったな」と余裕の気持ちで帰路につきました。そして翌日、結果が発表され──無事、合格!

点数や合否は載っていません
確認しました


今後は

3アマを取得し、子供の頃の夢がひとつ叶いました! ただ、次なる課題はリグ(無線機)を揃えること。しかし、予算が確保できず……(泣)。やっぱり欲しいと思う無線機はどれもなかなかのお値段。需要と供給のバランスとはいえ、もう少し手の届く価格だったらなぁ、なんて思ってしまいます。

そして、次なる欲がまたふつふつと……「2アマ……?」 これはもう、財布と時間との相談ですね(笑)。

最後に

ひとまず、私の「アマチュア無線技士取得計画」はここで一区切り。普段は勉強なんてしてこなかったけれど、中年になって「勉強って楽しいなぁ」と思えるようになりました。せっかく身についた勉強習慣、これを活かして何かまた学んでみたいなぁ、とも。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました! いずれ機器を揃えたら、ぜひ空でお会いしましょう!

ありがとうございました


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