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毎日投稿3日目にして最大のピンチ。本日のタイムリミット残り1時間。肉体労働の後にお酒を飲んでぐだぐだになりつつあるが勢いでなんとか書いていこうと思う。うーんやっぱり飲む前に書いておけばよかった!
今日は土や木や石や砂などの天然素材だけで家を作る「ナチュラルビルド」ワークショップの総仕上げだった。このワークショップは昨年の9月頃から定期的に開催されていて、家づくりの素人20人が2週間泊まりがけで0から天然素材の家を作るという内容で、私が札幌から沖縄に移住してきたのもこのワークショップの募集を見てだった。初対面の男女が泊まりがけで、泥だらけになりながら自分たちの本当に理想とする家を建てる。さとうみつろうさんのブログでこのワークショップのことを知った時なんとしても参加したいと思った。なぜ仕事を辞めてでも、移住してでも参加したいと思ったのかすごく簡単に言えば面白い経験ができそうと思ったからなのだろう。自分の迷った時の判断の基準は「それをすることで他人に話したくなる経験をできそうかどうか」だ。他人が思わず「何それ?」と前のめりで聞きたがる経験をたくさん積みたい。要するにあの世に行った時にみんなに話すネタを集めているような感覚だ。
ワークショップの講師である山納銀之輔さんが言っていた話で納得した話が、日本人は自分の家を建てるために35年ローンを組んで何千万もの借金を抱え、その借金を返すためにあくせく働き、その家も25年ほど経つ頃にはガタがき始める。しかもその家には人体に有害な接着剤や身体を芯から冷やすコンクリートで囲まれている。しかし少し前まではどの国の人たちも自分で住む家は自分たちで、その土地にあるものだけで作り暮らしていた。自分の家をお金をほとんどかけず自分たちだけで建てられたらお金の不安はかなり解消されるのではないか。
頭ではその話を理解できる人は多いと思うが頭で理解するのと、体験として納得するのはまるで違う。だからなんとしても参加したいと思って沖縄に来た。そして実際に参加して、想像を遥かに超えた経験を日々積み重ねている実感がある。北海道とは真逆の気候、風土、人柄。家は何千万も払ってプロに建ててもらうものという常識を日々ぶち壊す体験。
札幌のアパートで一人暮らしをしていて、いつからか違和感を感じていた。どうして自分は月に5万円も払って大して住みたくもない家に住んでいるのだろうか?そしてどうしてそのお金を払うために頑張って働いているのか?コンクリートの「〇〇号室」と書かれた部屋に1人で住んで見方によってはこれは囚人と一緒なのではないか?と。そして自分の本当に住みたい家は結局自分で作るしかないという結論に至った。その直感は正しかった。
ナチュラルビルドの沖縄でのワークショップは一旦終了するが4月からは天然素材の家づくりのプロ山納銀之輔さんと一緒に石垣島で村づくりが始まる。自分もスタッフとして家づくりを本格的に学べるだろう。どんな村を作ることができるのか今から楽しみだ!
今日もなんとか更新を終えることができそうだ。もっと上手い言い回しができたら、もっとわかりやすく体験を伝えられたらといつも思うがそれは毎日投稿の中で磨かれていくだろう。とりあえず、今日も無事投稿できてよかった。
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