Akamai API Security強化に向けたBootcampを日本で開催
こんにちは。Akamaiマーケティング本部金子です。Akamai Technologiesは、このたびNonameの買収を完了し、APIセキュリティ分野でのリーダーシップをさらに強化するための新たな一歩を踏み出しました。この買収に伴い、AkamaiのAPIセキュリティ製品であるAPI Securityを強化し、製品展開を加速させるべく、迅速に行動を開始しています。
APIセキュリティの必要性が高まる
APIは、DXによる企業のシステム最新化やクラウド利用の拡大に伴って利用が広がり、その重要な役割を果たしています。APIが広く利用され、貴重なデータにアクセスできることから、ハッカーがAPIを標的にするケースが増えており、強力なセキュリティ対策が求められています。
Akamaiリサーチレポート
影に潜む脅威：攻撃トレンドで API の脅威を解き明かす | Akamai
世界中から集まったエキスパートが日本で集結
API セキュリティの未来を見据え、Akamaiは世界中から約60名のエンジニアやリーダーシップを持つメンバーを招集し、4日間にわたるBootcampを日本で開催しました。Bootcampの様子をお届けします。
このBootcampでは、Nonameのトップエンジニアたちから最新技術やベストプラクティスの共有が行われ、参加者たちは議論を重ね、知識を深めました。
日本からは、選ばれた10名のエンジニアとスペシャリストが参加し、世界のトップクラスのメンバーと共に学び、技術力をさらに高めました。
50名もの世界各国のエンジニアと顔を合わせる機会は過去5年はなかったので、製品の理解を深めることはもちろん、各国における課題や状況など日本との違いを学ぶ良い機会となりました。
日本からの参加者含めて60名以上ものエンジニアが一堂に会して４日間Bootcampを行うのは初めての経験でした。
海外メンバーとオンサイトで顔合わせて議論することで、グローバルでOne Akamaiを感じれる機会となりました。
また、参加者と直接会話する中で API Security 対策強化の必要性を改めて感じました。
Noname President Michael Bakerの来日
今回のBootcampには、Noname SecurityのPresidentであるMichael Bakerも来日し、参加者たちと直接交流を持ちました。Michael Bakerは、Navy Seals出身であり、20年以上にわたってサイバーセキュリティ業界でリーダーシップを発揮してきた人物です。彼は、これまでに数々の企業買収を成功に導き、Fortune 500企業とのパートナーシップを確立するなど、業界において多大な貢献をしてきました。2020年のほぼ創業時からNoname参画、無名のスタートアップをたちまちユニコーン企業に育て上げた凄腕リーダーです。
Michael Bakerのリーダーシップのもと、AkamaiとNonameは、より強力なAPI Securityを提供し、開発者が大規模にセキュアなコードを実装できる環境を整備することを目指しています。
上記YouTubeは、強化されたAkamai API Securityのプロモーション動画です。出演者は全員Akamai社員。Noname Securityの共同創業者 兼 CEOのOz Golanも出演しています。「API Securityのn乗」ー元々Akamaiが持っていたAPI Security製品にNoname (n)を掛け合わせ、指数関数的に、より強化されたAPI Securityを提供していくというメッセージが込められています。
Akamai Securityさらなる発展を目指して
Akamaiは、今回の買収を機に、API Security製品の強化に向けた取り組みを加速させています。今後も、業界最先端の技術を駆使し、お客様に最適なソリューションを提供することで、サイバーセキュリティの未来を切り開いていきます。
すでに日本企業においてもAkamai API Securityをご採用いただいております。今回のBootcampを経て、来たる9/5(木)15:00-16:00にはAPI Securityに焦点を当てたWebinarも開催します。Webinarでは、WAFやAPI Gatewayでは検知できないAPI攻撃の実態や、強化されたAkamaiのAPI Securityがどのように課題解決するかをデモと共にご紹介します。
Akamai API Securityについてもっと知りたい方は是非Webinarにご参加ください。
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