ぶっちゃけ何でも言ってしまえ。
コロナの影響で、「学校を秋からにしては?」という意見が出たようですが、私は、これには全くの反対です。
秋開始論は、大学の留学生集めに端を発しています。 なぜなら日本で学び就職し生活する上では、なんら不自由は無いから。 また、日本人が海外に留学する際にも「あ、向こうは10月開始なのね。ふーん…」で終わっているから。 逆に、海外からの留学生を集める際に、4月の入学だとアゲインストになると、それだけの理由なんです。
はっきり申しますと、大学が海外の留学生を集められないのは、魅力的な(先進的な)研究をしていなから。 「○○を学ぶのにどうしても日本の大学に行きたいんだ」と海外の学生に思われていないからなんです。この根源的な問題を解決せずに9月開始にしても海外の優秀な学生は集まりません。
それが分からずに、やれ入試の時期にインフルが流行るだの、雪で交通機関が乱れるだのは後付けの理由にすぎません。 いまなんか、冬場はとおっても暖かく、インフルにも良く効く薬があります。 私の世代は(年がばれるけれど)もっと雪が降ったし、体調管理には細心の注意を払ったし、受験生が山ほどいて、大学って本当に狭き門だったんです。
春夏秋冬っていうのは、一年の始まりが春だからなんです。学校始まって、朝顔かなんかの種を植えて一年生の理科の学習が始まるのです。 もっと昔は国語の教科書は「さいた、さいた、さくらがさいた」で始まるんです。秋から学校始まったら「ちった、ちった、もみじがちった」ではじまってしまうのです。
ま、べつに私が学校にいくのはもうないので、いつになっても知ったこっちゃないが、9月にしろ10月にしろ、仮に変更したとしても、日本はまた4月の開始に戻るものと思っています。 困るのは、日本の子供たちと学校の先生方です。