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2024春ヴィリニュス#1 マリア

ヴィリニュスに到着して、リトアニア人の彼が最初にわたしに見せたかった場所のご紹介。

壁面いっぱいに描かれたマリア像

JANUARY 13 MEMORIAL OF THE SEIMAS - OF THE REPUBLIC OF LITHUANIA

ソ連占領下時代の面影を今なお至る所で感じることが出来るリトアニア。

観光としてはKGB博物館が有名だが、
セイマス(リトアニア共和国議会)の近くにも、こんな記念碑がある。

血の日曜日事件。
91年1月13日、ソ連軍がヴィリニュスに軍事侵攻し、それを防ごうとした無抵抗な民間人と衝突し13人がソ連軍に殺され、多数の人々が重軽傷を負った。

この記念碑は、当時人々がソ連軍から守るために使用していたバリケードなどの破片を使用して建てられている。

実物の弾丸を使用した看板のようなもの
バリケードに使用していたと思われるブロック

この施設の概要より。
“リトアニア共和国国会の建物にある 1 月 13 日記念碑は、リトアニアの独立への困難な道のりと、外国の侵略に抵抗する国民の団結と決意を証明しています。これは、議会の防衛と国家の独立を記念する世界でも唯一の記念碑と言えるでしょう。 "

リトアニアカラーのリボン。当時のかな?


小さい建物だけれど、リトアニアの人たちの勇気と誇りを感じることが出来る場所だった。

日本語で書かれた平和祈願の柱


もう、こんな歴史は繰り返されるべきじゃない。

ロシアとの緊張高まってるけど、ずっと平和であってほしい。本当に。。

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