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【映画鑑賞】映画「ミッシング」を観た。石原さとみさんの母親としての体当たりな演技に号泣。もしも自分の娘が・・・

やることいっぱいなはずなのに、
そういう時こそ映画を観てしまう。

Netflixでたまたまポチッと
石原さとみさんのお顔に惹かれて
映画「ミッシング」を視聴し、
観終わった後に
これは映画館で観るべきだったと
心底後悔した。

全国のお父さん、お母さんに観てほしい映画。

石原さとみさん自らが
吉田恵輔監督に直談判して
出演になったというこの作品。

役作りのために
ボディソープで髪の毛を洗い、
チャームポイントの唇を
カサカサにして
観ている側が
「自分とかけ離れた綺麗な女優さんが
やっている主人公」ではなく、
「家で疲れ切ってる時の私」
を観ているような感覚にさせてくれた。


もしも
自分の娘に同じことが起こったら・・・。

取り乱し、叫び、罵倒し、
泣きつかれた赤い瞳で
生活のために職場に行き・・・。

決して
本当には起こってほしくないけれど
自分のドン底の姿を
画面上で代弁してもらったような
感覚だった。

こんなにやるせない状況の中で
それでも生きていく。

その中での光・・・。

彼女もがんばって生きてるから
私もがんばろうと思えた作品だった。

一児の母となって、
この役を演じた石原さん。

本当に感動しました。
ありがとうございます。

この映画は
他のキャストの方も本当に
素晴らしい演技でとても勉強になった。

夫役の青木崇高さん。
感情的になっている妻の側で
言葉を選びながらも悲しみや
怒りを抑えて、たまらなかった。
数年経って涙を流せるように
なった時は、こちらも泣いた。

弟役の森優作さん。
この作品で初めて知ったのだけど、
名優。他の作品も観てみたくなった。
背中の曲げ方、一つ一つの仕草が
独特で圧倒的な存在感だった。

報道記者役の中村倫也さん。
正直、ファンになった。
セリフにならない複雑な憂いや
葛藤が画面越しに伝わってきて
役だとわかっているけど
「これからも報道のお仕事
頑張ってください!」
と思わず言いたくなった。

パンフレットには脚本全文が載っているそう。

改めて購入してもう一度観たいと思う。

ああ。。。

映画の中だと
わかってはいるけれど、
映画に出ていた役達の
その後の未来の幸せを
願わずにはいられない。。

▼映画「ミッシング」公式サイト


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