35歳の素人が職業ライターになるまでの3年間で身に着けたこと(5):トイレットペーパーの文章について皆で考えてみる-その4- 投げ銭形式
さて、僭越ながら皆さんの解答にコメントしてしまい、怒られないかビクビクしているtunoでございます。朝は味噌汁を飲んだので脳みそが少し増えた気がします。
過去分はマガジンにしましたのでご参考までに。
https://note.mu/akaituno/m/m7d3cd32530bc
では、続きです。
巡さん:「適量をお使いください。トイレの故障に繋がります。」トイレットペーパーの注意書きなので、何を使うかは解るかな、という意図込みで。全くトイレットペーパーを使ったことのない人向けという意図があるならもっと丁寧に書く必要がありますが♪
シンプルにまとめましたね!素敵です。「その2」にコメント下さっているので、ご理解いただいていると思いますが、今回の目的を実現するためには削り過ぎましたね・・・。何を適量に使うのか?は明記した方がよろしいかと思います。あと、人によって適量の判断は違うので、「多量」という、曖昧ながらもクレームに対抗できる単語は必要だと思いました。
ウルリハルカ さん:『おしりをふくときは ハンカチくらいの大きさにしてね☆』(子供向け)
最高です!卒業w
次は、このテイストで、「トイレットペーパーは大量に流さないでね」という意味合いの文章作成にチャレンジしてください♪
本栖川かおる さん:「一度に多量ご使用されますと、紙詰まりなどトイレ故障の原因となります。ご使用の際は適量を流すようお願いいたします」
丁寧ですね!
(1)一度に多量ご使用されますと、
(2)紙詰まりなどトイレ故障の原因となります。
(3)ご使用の際は適量を流すようお願いいたします
(1)と(3)が(2)の原因を補足するものなので、(1)と(3)を一文でまとめるともっと良くなるかな?と思いました。
ということで、今回は
1、困ったときは、文章を分解して考えてみる方法がある
2、分解してみて論理的に繰り返している部分は統合してみる
3、ただし、文章の目的を考えて、必要な繰り返しは残したり追加したりする
文章をシンプルにしたいときは、「単語を繰り返さない」のではなく、
「論理的に繰り返さない」ということが大事である。
そして「論理的に繰り返さない」判断ポイントは文章の目的に照らし合わせる。
という、ボクが学んだことをシェアしてみましたm(__)m。
いかがだったでしょうか?
まあ、その辺で売っている文章論のテキストよりは「いんじゃない?」
と思った方は投げ銭、もしくはコメントください!
(投げ銭箱を設置したいから「300名のフォロワー様に何か恩返しをしなくては企画」から名前を変えたな?と推測された方、その通りでございます。失笑)
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