母は違うけど、永遠の二歳児だけど、兄を愛しく(いとしく)思うような年齢になりました(笑)。
noteのURLが変わるらしいですね。ご案内メールを拝見して、久々にログインしました。
ページ下を見ると「このクリエイターのおすすめノート」なんて欄がある。
「ボクが生まれたせいで、大好きな父と離れて暮すようになった兄との話」
https://note.mu/akaituno/n/n91b7ea48266b
あ、そうか、こんなの書いたよね(汗)と思いだす。
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今年の2月に父は亡くなりました。亡くなる少し前に、初めて父抜きで兄に面会しました。永遠の二歳児は「お父さん」がいなくても大丈夫かなー?と心配していました。少しは仲良くなったけど、それはお父さんがいて機嫌よくなったから、お父さんいないと前みたいに「この人は関係ない人」と判断されるのではないかと。
大丈夫でした。1時間くらいだったけど、大丈夫でした。
そして秋、台風吹き荒れる合間を縫って兄と2人だけで1泊しました。
大丈夫でした。
実家にいるときに電話に出ると、お父さんの声にそっくりだよねー、って言われます。兄も、もしかしたら私の声に父の面影を感じているのかもしれません。父が死んだことは知らないし、そもそも死ぬということを理解できる知能ではないけど、私らが持っていない、なんらかの感覚で、「お父さんはいないけど、お父さんっぽい人がここにいる」とでも認識しているのかな?
幼い頃、大人たちから白い目で見られるので兄と一緒にいることを嫌っていました。でも、いまは、なぜか無性に会いたい。私もまた、死んだ父の面影を兄に求めているのかもしれない。
母は違うけど、永遠の二歳児だけど、兄を愛しく(いとしく)思うような年齢になりました(笑)。