ご無沙汰してます、雨さん☔︎

時刻は22時43分。

来月の個展に向けて色々考え事やら調べ物をしていたら、イヤフォンの遠くで聞こえてきた久しぶりの雨音。

作業そっちのけで大好きな雨の音に耳をすませてしまったおかげで、なんだか言葉を綴りたくなってしまって。「（あぁ。これは今書けと言っているのね。）」と誰に言われたかもわからない声に言われるがまま、部屋の電気を消して、マイブームのキャンドルの灯と淹れたてのコーヒーを添えて、部屋に響く雨音をBGMにこのnoteを書き始めた。

私はタイプするのもそんなに早くはないし、言葉選びにとても時間がかかるから、きっと書き終える頃には日付をまたいでしまうだろうけど、まぁそんな日があってもいいよね。

だって書きたくなってしまったのだから。

・

・

・

・

はて、何を書こうかな。

とりあえず最近の話をするね。

最近は来月にする個展の準備に追われて、焦りつつも好きなことに没頭してる毎日だからなんだか生き生きしてる。

どこのカフェでも会社でもない、私個人が考えて準備してお届けする３日間。ちょっとでもきてくれたお客さんが楽しく過ごせたり、誰かの新しい出会いや何かのきっかけの場になったらいいな。

あと１ヶ月。がんばろっ。

※個展の内容や日時はまた改めてお知らせします。（ロゴは完成してるから明日あたりお知らせできたらなぁ。がんばれ自分）

・

・

・

・

23時34分

わ、雨強まってきた。結構ザーザーぶり。ビニール傘片手に夜の散歩に行きたくなっちゃうではないか。

・

・

・

みんなはこんな雨の夜、何を考えたり、思ったりするんだろ。

私は少し変わっているのかもしれないけど雨の日がとても好きで、雨のサーッと霞む音も、空気が湿っていて肺の奥まで濁っていくような匂いも、体温を一段奪うあの冷たさも、その全部が私の心を落ち着かせる。

それはきっと世界では”晴れ”でいることが正しいという空気があるからだろう。

もちろん晴れの日は晴れの日で、どこまでも遮るものがない真っ青な空を見るとなんでもできる気がしてくるし、街中に溢れてる光を見つけるたびにキレイだなぁと胸が高鳴るし、夕日を見に海へ黄昏に行きたくなる。

なのに私は晴れの日があまりにも長く続くと、どうしようもなく雨の日を求めてしまって、晴れているのにどこか落ち着かなくて、苦しくなってしまう。

それはきっと、私の中にいつだってかくれんぼしている”あらゆる暗い感情”が、雨の寂しさや少し淀んだ空気の持つ優しさを求めてしまうからだと思う。

雨のザーザー、ポタポタ、パラパラという音や、ぬるかったり、どこか涼しげだったりする湿った匂いや、肌に触れるとひんやりする感覚や、みているもの全部がグレーや白で覆われる視界が組み合わさってできる雨の世界は、私の見ている世界全部を暗く、寂しげにしてくれる。

だから、「（今日はちょっと"かなしく"なっても、雨の降ってる今だけは、どうせ世界も”かなしい”のだからわたしもいいか）」と、そんな風に思えて、雨の日はなんだか気持ちがとても落ち着く。

私にとって雨は、「今日は苦しくなってもいいよ。世界も苦しいから。」と周りを気にせず、自分を一呼吸整える時間をくれる大事な存在なんだ。

・

・

けど最近その反動なのか、ある意味私は雨の日の方が生き生きと元気な気がする。。。。笑

それはそれでハッピーだからいいのだけど。。。笑

0時32分