「もうどうしようもないから。」という母の言葉にこぼれた涙は、いつもの私だった。
今朝、母方のおばあちゃんが亡くなった。
私には母方のおばあちゃんと、父方のあばあちゃんがいて、実家で共に暮らしてきた方は父方のおばあちゃんだ。
それでも、手をとめて仕舞えば何を思い出さずとも涙は溢れてくる。
永遠なんてものは存在しないというけれど、私たちは永遠に向かって生きていることは確かだ。
皮肉だね。
今の幸せも、今の悲しみも、永遠には続かないくせに。
永遠だけは、もうどうしようもない。
そういえば、昨日も同じような理由で泣いていたな。
そろそろ夕飯の準備をしないと。