相手を大切にしたくなる距離
相手を大切にしたくなる距離
それは人それぞれ違い
必ずしも、自分にとって大切な人が自分と同じ距離感を求める訳ではない
それでも、それを互いに分かり合えたら良い関係が築いていける気がする
そのために必要な事は
自分にとって大切な事を大切に出来る無理のない関わり方だと思っている
女3人は上手く行かないと
良く耳にするのだけど
これは一理あって一理ないと言うのが私の経験
そんな風に思うのは、わたし自身が女3人で心地のよい関係を築けていた事があったから
私は風来坊な気質があり、ひとりの時間がとても好きで
好奇心が旺盛なのでついつい色々なところにフラフラ行きたくなる
だからこそ、よくしっかり首輪をつけておかなければと相手に思わせてしまうこともしばしば
それでも、そんな私を程よく管理してくれていた軽い風通しの良い女友達2人といた時は心地よかった
3人でショッピングに出かけた時
友達2人から離れて、私は1人自由行動をしている時に
ああ…この感じ…良いな…と思った事を覚えている
程よく放牧してくれて
帰る場所があり受け入れてくれる存在がいること
それがたまらなく嬉しかったのだ
近ければ近いほど、互いの関係性の間に役割や価値観の違いなどがあり
それらの分担や気持ちの置き方などを間違えてしまうと依存関係に陥ってしまう
依存と言うものは大切なものを根こそぎ奪ってしまうもの
それを私は痛いほど知ってきた
依存によって失ったもの
家族もパートナー
それだけでは無く依存関係があるためによっておこる
日々の倦怠感や身体に出る影響も痛いほど体感して来た
もうあんな思いはしたくない
大切な人を失いたくはないと思うからこそ
無理をせず、無理をさせず人とは関わって行きたいと思う
今思えば
求めすぎる事や与えすぎる事がいつだって関係性を危うくしていたのだ
人にしてもらう事の当たり前は人によって違い
自分にとってしてもらって当たり前の事が相手を苦しめている事もあり
また、してもらっている事に対して
どう感じるのかも人それぞれ
どちらも無理をしてしまえば
関係性は壊れてしまう
そのバランスを
相手を大切にしたいと自然に思える距離で
相手がしてくれる事をありがたいと思える程度に収めておく事が重要なのかもしれない
与えられ過ぎも同じ量を返さなければと思う人にとっては本当は相手に無理をさせているのかな?と気が引けてしまう物だから
そんな事から
私の女友達3人の関わりは、互いに他に大切にする物があったからこそ
上手くいっていたと今では思う
もしも、このチームでいること以外のことは認めないよ
なんて事をし出したら関係性は途端に崩れていたとそう思うから
どこに行っても、ここにいて
どこにいても、大切
懐いているからね
ちゃんと帰ってくるし
帰ってくることを知っているし
どこ行ってもいいんだよ
それが、あなたにとって大切な事ならと
隣の席を空けておくよ、たとえ君が帰ってこなくても
先は長い、ゆっくりまったり行こうじゃないか
君の大切なことに取り組む日々を茶でも飲みながら応援しているよ
そして、いつもありがとうと
そんなことを相手に言ってあげられる自分であれたらと思うのと同時に
そんな楽な関係を築けたら素敵だと思う
少し気を抜いて風通しの良い関係を無理せずに、長い時間をかけて育んでいく
無理は長くは続かないから無理をしないで
ああ…そこにいてくれることがありがたい
と感じられる程よい距離感を四苦八苦しながら模索して築いていけたらそれが1番良い関係
私はそんな事を良い関係を築きたい人には伝えたい
akaiki×shiroimi