「勉強すること」とは?
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃。。。皆さんはどう過ごしていますか?
受験生にとっては、まさに勝負の夏!!
と言ったところでしょうか。
職業柄、この時期になると元気がなくなり焦る気持ちばかりが大きくなって潰れてしまう子どもたちをよく見ます。
勉強嫌いな子や勉強をしなくてはならないものだと思っている子ども、そして大人にも、私は問いたいことがあります。
あなたにとって、勉強するとはなんですか
もしも、嫌なものだけどやっとくと得するらしい、などと言った曖昧な解釈をしていると勉強すること、特に受験勉強 は辛いんだろうなーと思ってしまいます。
本来、学ぶこと(勉強すること)は、
誰かに強要されるものではない
そんなことをあるプロサッカー選手のインタビューをみて気がつきました。
その選手はインタビューで『あなたにとってサッカーとはなんですか?』という問いに
じぶんが唯一、人のためにできること
だと答えていました。
でもこの選手が、生まれて初めてサッカーと出会い、続けようと思ったのは
サッカーが楽しい!サッカーが好き!
という理由が根本にあると思うんです。
競技を続けていくうちに、始めは楽しかったことが試合に負ければ悔しいに変わり、良いプレーができない日が続けば辛いものに変わる。
その場面場面で、たくさんの人が彼を支え、励ましてくれたことで、プロサッカー選手となり、今や、自分が良いプレーをすることで誰かを笑顔にすることが出来るようになった。(もちろん、彼の実力や才能もあってプロになれたんだと思います)このことに私は感動しました。
始めは自分のために行なっていたことが
最後は巡り巡って
他人を幸せにするものに
なっていくんだなー、と。
だから、勉強も同じなんです。誰も強要なんてしてなくて、自分が勉強せねば!と決め込んでいるんです。
そのままだと、勉強は、きっと、辛いものになってしまいます。
だから私はエールを込めて問います。
あなたが勉強する理由はなんですか? 琳檎