Vive Focus 3を実ゲームで使用してみた‼
前回Vive Focus 3の開封レビューをしたので、今回は実ゲームで使用してみた感想を書いていきます。
Vive Focus 3の仕様
最初に仕様から見ていきましょう。
大まかな性能は下記になります。
バッテリーは最大15時間と公式にも書いてある通り、かなり長く持ちます。
それ以外はOculus Quest2と張れるくらいの性能を持っています。
また、使用する際はスマホとPCにそれぞれ専用のソフトをインストールする必要があります。
(前回の記事参照)
ベンチマーク
ここからは実ゲームでの使用と被り心地などを書いていきます。
検証するにあたって以下の構成で試してみました。
・パフォーマンス(リフレッシュレート&グラボ使用率)
計測ソフトはOpen Hardware MonitorとMsi afterburnerを使用しました。
VRChatはHome worldで1人でいたときの数値になります。
解像度がそこまで高くない関係か、そこまでVRAMを使用すると言うことはありませんでした。
また、FPSの値もほぼ90に張り付くと言う結果でした。
・視野角
視野角としてはVive Proと同じ120度になりますので、既存のHMDを使用している方にとってはこれと言った変化はありません。
(Pimaxを使っているかたは狭く感じますが)
Pimax見たいな画面端の歪みもありません。
・装着感(重量)
装着感は非常に良く、フェイス部分と後頭部にクッションがあるので、肌触りもよい。
バッテリーも後頭部側に設置されるので、バランスも非常に良い。
Oculus Quest2のようなゴムバンドではないので、ゲーム中にずれるということも特になかった。
ただ、手に持った時は重量があるので、重く感じる。
それと調整がダイヤル式なので、被りながらでも位置調整できるのが楽。
(Quest2ゴムだからめんどい(´;ω;`))
・トラッキング精度
Quset2と同じインサイドアウトトラッキング方式なので、ベースステーションは使えません(´;ω;`)
可動範囲は体感Quest2と同じくらいかなと思います。
・画質/解像度
解像度は片目2448 x 2448なので、Quest2の1832 × 1920 と比べて非常に綺麗です。
(文字が読めるくらい綺麗)
それと被り方しだいでピントが合わせずらくなったので、被り方には注意した方がいいです。
・マイクオーディオ
マイクはソフト側の問題で、PCVRの時は使用できません。
(どうせしょぼいやろ)
オーディオに関しては写真に写っている、こぶっぽい部分になります。
オーディオだけは非常に良く出来ていて、Vive Pro並みの音が聞こえます。
・安定性(ソフト)
使用するソフトに関しては前回の記事見てください。
PCVR時の出来は正直言って、微妙。
出たばかりなのもあるのですが、よく電波強度が低になってしまうので、ゲーム中にカクつくと言うかスローになる現象が発生しました。
(普通に酔う😨)
それとマイクで話せるようにして(´;ω;`)
また、Focus3と言うからには2と無印もあるのですが、ソフトは共通していません。
たぶん2と無印は年間プランなので、費用がかさむ問題のせいで、企業などから何か言われたのでしょう。
(そこら辺Oculusは無料だからなー)
後、Radeonを使用している方はRadeonソフトの機能の一つに「AMD Radeon™ ReLive for VR」があるのですが、7/4の時点では対応していません。
(2と無印は対応しているのに)
まとめ
好きな自作系youtuberから言葉を借りるなら「虚無」です。
13万も支払って、マイクは使えず、HTC系列だからフルトラ出来るかな?って思ったら出来なかった文鎮を買って何が良かったのでしょうか。
無線ならフルトラッキングで動き回ったり、Vtuberなら放送したりと色々としたいものですが、そこら辺が一切出来ないFocus3はただの文鎮と言えるでしょう。
これからソフトのアップデートなど来るのでしょうが、
・マイクが使えるようになる
・サードパーティ製ソフトを使わずにtrackerを認識するようになる
の2点が来ない限り、一般ユーザーからしたら買う意味はありません。
(圧倒的コスパでQuest2が優勝)
良い点を上げるとするならば解像度が高いくらいでしょうか。
それも遠くないうちに抜かれると思いますが。
後は、コントローラーが多少長くなった点ですかね。
Beat Seberやるときに握りやすくなったのはいいと思います。
(Cosmosのコントローラーがこれなら良かったかなー)
以上
(HTCさんいつVive Pro2発送するんだろうなー😗)
記事を読んで良かったら何か買ってください(13万の請求書見ながら😨)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?