対戦しようぜ!
はじめに
みなさま初めまして
シュンタックス文学賞おもしそうやん!と思い初投稿しました。
拙い文章ではありますが、よろしくおねがいします。
本編
私の友人は、全て格ゲーで繋がった。
32歳になる年であり、格ゲー歴で言えば20年弱、格ゲー界ではおじと呼ばれる存在である。
人によるとは思うがこの歳になると連絡を取り合う友人というのは限られてくる。
私で例を出すと
・学生の頃、毎日のように対戦していた「こいつには負けたくない」と本気で思えるライバル。
・格ゲーからはほとんど離れてしまったが、初めてのオフ会で気が合い今では完全に飲み友な奴。
・今では完全にFPS勢になり、格ゲーはモチベがないのでやりませんと断言したがなんだかんだで他ゲーをやる時は一緒にやる遊ぶ奴。
・格ゲーコミュでの会話
くらいである。
私の連絡を取り合う限られた友人というのは、私がこれからもずっと一緒に遊んでいるんだろうなと思う友人は全て格ゲーで繋がった人なのである。
他にもオンライン環境が今ほど多くなく対戦と言えばゲーセンでやっていた時代、台の向う側には対戦相手がいる。
負けたのが悔しくて
「対戦ありがとうございました。
対策したいんで、またよろしくお願いします(次は絶対に○す)」
と、そこから何日も挑み続けてやっと勝てた時の嬉しさ。
こいつクソ雑魚やんと思っていたら
「上手くなりたいので、教えてください」
と言われ教えていくうちにみるみる上達して遂に負けた時の悔しさ焦り。
閉店後に常連みんなでいった焼肉の楽しさ美味しさ。
そんな今はどこで何をしているのかも分からないけれど、あの一時は確実に俺ら友人だったと言える人達。
私の周りの友人と呼べる人達は全て格ゲーで繋がりました。
だからこそ私は声を大にしていいたい。
一緒に対戦しようぜ!