独立中小企業診断士、はじめての仕事は地元商工会セミナー
お久しぶり、赤羽238だよ。
前回の記事から2カ月ほど経ったけど、まだ元気に生きているよ。
その間、色々な記事原案を書いては下書きに保存する毎日だった。
それらの記事テーマ自体は面白いと思っているんだけど、まだまだ内容を興味深く記載できないな・・・と感じたから寝かせることにした。(まあ自分で面白いと思ってても他の人から見ると全然面白くないとか、よくあることだけどね
さて、中小企業大学校を卒業してからというもの、意外と自分の時間が無いことに気づいた。
いや、実際はあるんだけど、時間が空いたなら自分のホームページ案を練り上げたり作りこんだり、今後の事業戦略を考えなおして紙に書いたりすることを優先してしまっている。
これは独立したての人あるあるなんだろうか。
自発的にというよりは、仕事が取れなくなるかもしれない焦燥感で動いている。
だから、常に仕事に関わる何かをしていないと落ち着かないんだよね。
当初の見立てではもう少しゆったりスタートするつもりだったんだけど…
まあ、ゆったり独立してたら機会を逃しまくって一年後に立ち行かなくなる未来が待ってそうな気がするけどさ。
はじめてのちゃんとした仕事は商工会のセミナーだった
独立してからというもの、地域の商工会/商工会議所に挨拶と営業をする毎日だった。
大学校での繋がりはあるにはあるけど、自分はそれに頼りたくない気持ちが強い。
独占業務が無い診断士はいかに仕事を取ってこれるかが重要な要素だと思っているから、営業ができない=お金に困ってもやし生活する未来しか見えてこない。
今までの人生経験で営業なんてことは一度もしたことないけど、独立したら今後のためにもやらないといけない行動だと思っているよ。
なので地道に顔を覚えてもらえるよう挨拶と、自分はこういうの出来ますよ~と営業して回った。
それが功を奏したのか、なんと地元の商工会からセミナーの仕事をやってみない?という話をもらえた。11月の頭ごろだったかと思う。
やはりはじめての受注はとても嬉しい。電話を受けた時、付き合いでユニクロにいたんだけど内心小躍りしていた。いや、実際に踊っていたかもしれない。
しかし、同時に緊張感も襲ってきた。
2時間程度のセミナーと聞いたけど…
自分にそんな長い時間話せるのか?コンテンツは作れるのか?
そもそも何を話すんだ??
「来る仕事は全部引き受けて経験値にしろ」と恩師は言っていた。
その言葉通り二つ返事で返したが、引き受けた責任が重くのしかかる。
でも、やるしかないよね。
そこからは本当にセミナーに集中していったと思う。
このセミナーに来る人はどういった属性なのか、どういった事を知りたいのか、レベル感はどのあたりに設定するのか…考えるべきことは山ほどあった。
初案が出来るまでは四六時中考えてご飯を食べるの忘れるくらいだったんだけど、ある時急にアイデアが降りてきた。
これだっ、と思いつくままにノートに書きなぐったそれは、今見てもそこそこいい線行ってるベースラインだと思う。(すこし自画自賛入っているかもしれない
それを磨き上げていって、リハーサルで機材チェックもして、本番に臨んだよ。
こんな面白いセミナー初めて、と言ってくれた
自分で言うのもなんだけど、セミナーは成功だったと思う。
反省点は多くある。セミナー中にこまかな失敗もした。印刷物が見切れていた部分もあった。
だけど、終わったあとセミナー受講者の目がキラキラしていたのがとても印象的だった。みんな、さあやるぞっという気持ちになってくれていたんだと思う。
独立する前は仕事でここまで感謝されたことなんてない。
こんなに感謝の気持ちを浴びたのはいつぶりだろうか。
お金は大事だ。それは今も昔も変わらない。
でも、お金で表せない何かが、診断士の仕事にはこっそり詰まってるのかもしれない。
良い経験をした。
これからも頑張ろう。
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