人生ってなんだろう(54)
ルドルフ 動物たちの命を思う
今日も寒い一日のようですね。世の中、少し平静に戻りつつあるのかなという期待もありますが、どうなるのでしょうか。
疫病はこれからも続くのかな、その背後で、今囁かれている食糧不足、経済的混乱、イデオロギー対立の創出が噴出してくることも考えられますね。2月20日には、北京オリンピックも終わりました。私には、無理矢理感が強くて、平和の祭典のイメージは湧いてこなかったですね。もちろん選手の方のご健闘は称えさせて頂きますが。
最近、平穏なイメージの日常への回帰促進なのか、動物たちを守れ、苦しみを与えてはいけないというケージフリー、アニマルウェルフェアなどの言葉を時折目にいたします。なぜ今ですか? いまだ疫病の傷跡が癒えない、人々の心の平穏が取り戻せていない現状で。うーん違和感を感じてしまいますね。各論的には、確かにご高説ご最もでありますが。
ケージフリー
https://www.hopeforanimals.org/eggs/what-is-cage-free/
アニマルウェルフェア
日本人の9割が知らない「アニマルウェルフェア」。
https://kokocara.pal-system.co.jp/2021/04/30/animal-welfare/
ただ、もはや話題に上ることも少なくなった家禽・家畜たちの感染症対策による殺処分などを考えると、複雑な心境になります。今はおもに“鳥インフルエンザ・豚熱・アフリカ豚熱”あたりですかね。かなり以前には狂牛病もありましたけどね。
農林水産省HP
家禽:高病原性鳥インフルエンザ 令和3年11月10日~令和4年1月4日 約105万羽処分
家畜:豚熱の防疫措置対応 146農場、5 と畜場、約280,716頭
(令和4年1月27日現在 2018年9月9日~2021年12月25日 以降精査中)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/csf/domestic.html
農林水産省HPや東京都HPには
“我が国ではこれまで、家きん肉や家きん卵を食べて、鳥インフルエンザウイルスに感染した例は報告されていません。なお、鳥インフルエンザウイルスは加熱すれば感染性がなくなります。万一食品中にウイルスがあったとしても、食品を十分に加熱して食べれば感染の心配はありません。加熱するときは、食品全体が70℃以上になるようにしましょう。家きん肉の場合は、ピンク色の部分がなくなるまで加熱するとよいでしょう。
鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鳥のフンや内臓に触れてウイルスに汚染された手から鼻へウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれに感染することが報告されています。“
“豚熱は、豚、イノシシの病気であり、人に感染することはありません。また、感染豚の肉が市場に流通することはありませんが、万が一、感染豚やイノシシの肉を食べても健康に影響はありません。豚熱ワクチンを接種した豚の肉を食べても、人の健康に影響はありません。“
豚熱については、ワクチン接種などの対応も進められているようですが、解決策としては道半ばのようです。
令和3年3月 農林水産省
野生イノシシにおける感染確認状況を踏まえ、随時、ワクチン接種推奨地域の見直しを行い、 現在、30都府県をワクチン接種推奨地域に指定。
東京都HPより 豚熱(CSF 旧称 豚コレラ)ワクチン接種の実施 令和元年12月27日~令和2年2月4日 2,125頭
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/nourin/shoku/animal/csf/csfva/shokai/
国民の健康を守る為、仕方ない点も理解しておりますが、シーズンごとに数百万羽の家禽、数十万頭の家畜の処分が淡々と実行される社会はちょっと恐怖を感じますね。こちらの検討や改善策を急いでいただきたいものですが。家禽すべてに予防薬や食品って出来ない話かなあ。予防できる食品があったら、そもそも今の状況は起こらないでしょうしね。
まあ、ここでは家禽家畜の処分の話は横において、ケージフリーやアニマルウェルフェアの概念が食品経済や生産流通に浸透してくると、必ず物価上昇や代替肉へと流れは進みますよね。穿った見方ですが、ビジネス的にはそこにブルーオーシャンが見えてきます。経営的には良い投資対象となりえますので、これから穀物相場や大規模農地の取得などを注視することは重要かと思います。陰謀論に組するつもりはありませんが、形而上的な観念論の背景に、金銭の流れがあることは常ですからね。それこそ卵が先か鶏が先かでしょうか。
あと気になる噂では、ビル・ゲイツ財団が資金援助するGaviアライアンス(旧ワクチンと予防接種のための世界同盟)が
次に襲い来る感染症として「マールブルグ病」の注意喚起を発したようですね。これはエボラ出血熱と同様に致死率の高いものとなります。実際に起きるかはともかく、不安や混乱状態を維持することにはなりますね。
下記にワクチン製造をおこなっていたジョンソン&ジョンソンの生産一時停止が報じられています。次にこの製造ラインに何が流れるのか、興味をそそるところです。
米J&J、ワクチン生産を一時停止 米紙報道 日本経済新聞社
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN08F9P0Y2A200C2000000/