沙羅双樹シャラの木花
白い花が少し見上げる場所に咲いています
シャラの木の白い花で
インドの高地に自生する高さ3mくらいの落葉性高木に咲く花です
幹は硬く建材に用いられているようです
仏教に関係があります
お釈迦様の生誕地に自生する「無憂樹〈ムユウジュ)」
お釈迦様悟りを開かれた地の「印度菩提樹」
と並ぶ三大聖木の一つといわれるのが「沙羅双樹」です
花言葉はないといわれ、シャラの木に似た木のヒメシャラの木の愛らしさ・哀愁という花言葉を用いられているようです
シャラの木の花がツバキの花に似ていることから別名「夏椿」ともいわれ、初夏に白い花を清々しく咲かせています
花の色は、白とピンク
害虫の一つ、有毒のチャドクガと呼ばれる毛虫が発生します
毛虫に触ると皮膚炎を起こしますので素手などで触らないことです
写真のようにチャドクガの幼虫(毛虫)は一か所に集まりので、集まった枝を切って処分します
開花時期が6月~7月の頃で、花を見ているだけでココロが癒される
余談ですが、平家物語の一節
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 聖者必衰の理をあらわす
奢れる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし…
を思い浮かべ、あらためてシャラの白い花を見上げています
参考資料:
Green Snap
庭、Pro
ふじみ野市チャドクガ画像