夕陽に染まったたつ巻雲
夕暮れの5時58分頃
武甲、秩父方面の空に大きなたつ巻型の雲
たつ巻雲と漏斗雲とは似ている
違いは、
漏斗雲はたつ巻に伴って垂直に発生する細長い雲といわれています
写真から見るとかなり太く細長くはありません
このような”たつ巻雲”を地震雲といわれています
気象庁や地震の専門家は地震雲は科学的に根拠がない、と
地震雲の存在を否定しています
100%の否定ではありません
地震雲の存在を提唱したのは奈良市長だった鍵谷忠三郎さんという方です
国会でも地震雲で論戦が行われたことがあります
このような”たつ巻型”の雲は地震の前兆ともいわれています
必ず地震が起きるとはいい切れません
朝夕、雲を見ているといろいろな自然現象に出会います
この雲の予兆ではありませんが、
たつ巻雲が現れてからこれまでに全国で7件の地震が起きています
テレビなどの地震情報の報道は震度3以上です
朝な夕な雲を見ている傍ら、このような異常な雲をときどき見ることもあります
最近は、町の人から地震雲のようだよ、と連絡を受けることもあります
変った雲を見たときは「地震雲画像」で調べることもいいかもしれません