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どっこい生きていたヨコヅナサシガメ

鮎川沿いの遊歩道を散歩中

サクラの木の下に置かれた長椅子の上にひっくりかえっている昆虫

ヨコヅナサシガメというカメムシの仲間

赤い玉のようなのはダニです

最初見たときは死んでいると思いました

死んだふりをしているのか動かない

生死がわからないのに触ってはいけない

友人の昆虫博士なら平気で触りそうですが…

ヨコヅナサシガメは危険な昆虫で刺激を与えると防衛本能がでて

ストロー(注射針)のような口で刺されます

博士によれば

刺されるとチクッとするような痛みを感じ赤く腫れるそうです

刺されてから1時間くらい痛みやかゆみがつづくといいます

素手などで触ったり、刺激を与えるようなことはやってはいけないと…

これが背中で、正常なスタイル

ひっくり返って背中を見せ正常な体形になりました

背中を見ると翅があります(翅のないのは幼虫)

成虫です

体長は、16mm~24mmくらいです

小さいけど獰猛です

肉食性なので、他の昆虫を捕獲しては注射針のような長い口を獲物に突き刺して体液を吸います

獲物は、イモムシ・毛虫・ダンゴムシの外にヒロヘリアオイラガという蛾の天敵でもあります

翅を持っているので飛ぶこともできるそうです

厄介な昆虫です

ヨコヅナサシガメの名の由来は

お腹のふちの白黒の模様が横綱の化粧まわしのように見えることから名前が付けられたといわれています

ヨコヅナサシガメは、サクラ・エノキ・欅などの空洞や窪みに群がって越冬して、翌年の4月~5月頃に成虫になります

*刺されたら赤く腫れるということで、刺された患部は保冷剤などで冷やせば数日後には治るそうです

                          参考資料:
                           生き物ネット


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