風の強い空に浮かんだたつ巻雲
川沿いの遊歩道から西の空を見あげる
たつ巻に似たようなくが上下に立つ
たつ巻雲ではないようだ
「今度は何を見てるのですか」
愛犬を連れた顔馴染の女性
たつ巻のような雲に似てるんだけど…
一緒になって雲をみあげる
「雲のアタマが何かの顏に見える」
しばらく二人で見上げていた
「こうして雲を見てると楽しいですね」
そこへ女性群の数が増えて5、6人
雲の話をワイワイガヤガヤと話しいるうちに雲が形を変える
風が強い空は雲の流れが早く変わり身も早い
見上げながらあ~だこ~だと話がつきない
見上げる雲にいろいろな動物の姿が見える
しばらくは雲を見つめて話しに熱がおび時を過ごす
この遊歩道で雲や鳥などの写真を撮りつづけていると
興味をもった人たちからは話しかけられ交流の輪が広がった
今では、2,3日顏を見せないと心配してくれる
中にはスマホで撮った写真を見せてくれる
都会ではなかなか望めない輪と話の交流がつづく