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街角の石像たち
雨上がりの朝
少し強めの陽ざしと木陰を抜ける微風、久しぶりで町をぶらりと歩いてみようと。
住んでいる町は約7万の人口を抱えているが、江戸時代から静かな農村と宿場の町。戦国時代は、上杉・北条・武田の軍勢に翻弄されながらも黙々と逞しく生き抜いて今がある。
生まれ故郷は遠い九州だが、知らない町に越して来て30年の歳月が過ぎた。一度、この住みなれた町を隅から隅を歩いてみたいと思いながらいたずらに時が流れるだけ…。
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30分くらい歩いて石屋さんの庭にコアラの石像を見つけた。時折車で通っていたけれど気づかなかった。
コアラ石像以外にフクロウやドラえもんなどの石像がたくさんある庭石などの中に置かれていた。どの石像を見ても個性があり写真を撮らせてもらった。
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フクロウの石像は傑作だしコアラ同様可愛い、石屋さんの親方の思いやりの深いココロが現れている。
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タイガーや魚の石像も見ていて楽しくなる。道楽で作ったとのことだが、道楽で済まされない微笑ましいやさしさがある。
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今日は、町中を歩いて目につくものは記憶にとどめておきたい。そんな歩きで空を見あげると、古い家屋の屋根に鬼瓦が陽お浴びていた。そうだ、この町は瓦生産の町といわれていた。瓦を焼く職人さんも少なくなっているが、まだ瓦を焼きつづけている人もいる。歩けば棒に当たるじゃないが、知りあいの瓦屋さんを訪ねてみよう。
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これは、個人宅の庭に置かれていた、龍だろうか。この町には、このような焼き物とか石像が個人宅の庭先などに多いそうだ。