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これはカマキリの卵
川沿いの遊歩道を歩いているとカマキリの卵を見つけます
カマキリの卵ちょっと変わった形をしています
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歩いていてちょっと注意してみれば見つかります
オオカマキリの卵は、背の高い草・ススキの茎・低木の枝などについています
特徴は,丸いおむすびのような形です
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ハラビロカマキリの卵は、樹木の太い幹・電柱や樹木の枝などについています
カマキリの卵はこれ以外に、チョウセンカマキリ・コカマキリ・ヒメカマキリ・ヒナカマキリ・ウスバカマキリなどがあります
コカマキリは茶色した小型のカマキリで、チョウセンカマキリは胸が赤いのがそれぞれの特徴です
卵は、泡のような又は麩菓子のようにフワフワしていて発泡スチロールより少し柔らかいものです
カマキリの卵の卵全体のことを,卵鞘(らんしょう)といい、卵鞘の泡のアワアワは空気をふくんでいて保温効果があり、冬の寒さから卵を守っています
この卵鞘の中に3.5mmくらいの小さな卵が100~300個ほど入っていて、4~5月に一斉にカマキリの赤ちゃんが生まれます
その後、数回の脱皮を繰り返して成虫になります
参考出典:福光村昆虫記(カマキリの卵)