見出し画像

OSAKA INDECOMPE 2023 開幕!


個展【然るダイバーの眼路】開催の中、こちらにも出場決定しました。
「あ、濃い血ツ芽が開く(通ル雨)」A2号出品します。タイトルは暗号になっています。


森に潜む様々な生物達の役割──その舞台裏にて暗躍する縁の下の力持ち、細胞性粘菌の”動くDNA”である刹那の姿を私なりに可視化しました。彼等は土壌中で細胞が一斉に集合しますが、融合はせず、個々の体が維持されたまま集団となって移動します。
号令をかけたように一斉に規則正しく増殖する姿は、したたかで気高い。
まさしく私が描いてきたもの、伝えたいことの集大成。
生命はただ存続されるのではなく、共生しています。人間側から見た生態系だけを捉えるのでは無い。
世代を超えて、いのち自身がそれぞれ”自覚”し中心となっている。
魂はお数珠で繋がれてる。

餌や生活空間、生きていくために必要な資源は、相互していなければならないし、その生態的地位というものに空白が出来れば種は戦争する。種が途絶えれば土壌的地位は剥き出しになって孤立してしまう。そうならないように、増えすぎず減りすぎず支えあっていくのだ。そこに優劣はない。ただ相互に利益がある「食って食われる」ことで
反映する条約があるだけだ。(パレートの法則)

維持しながら森をおさめているのは人間も同じ。
私達は永続的に自然と関わり続けねばならない。
どのような形でも拒絶しきることは出来ない。

一律に協力して生態系を構築するということ。
今こそ粘菌に学ばねばいけないと思います。

細かい所は写真には全く反映出来ないので会場でご覧頂きたい限りです。
.
.
開催概要
Osaka indecompe2023

大阪府立江之子島文化芸術創造センター『enoco』

■会期 : 1/18 — 22

■時間 : 11:00 — 20:00

     (最終日は16:00まで)

■会場 : enoco ルーム4 (1F)

https://trifoldosaka.wixsite.com/indecompe2023kokuchi

《協賛》
ホルベイン株式会社
ターナー色彩株式会社
ターレンスジャパン
#粘菌画家 #細胞画 #赤城美奈 #MinaAkagiArt

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?