あなたはあなたからコーチングを受けたいですか?
集客ツールを使いこなせれば、クライアントが増える訳ではない。
プロコーチになるには、クライアントを
「獲得しなければならない」「集客しなければならない」
プロコーチを目指そうとするときに、こんな風に言われることはたびたびあるでしょう。
「どうすればクライアントを獲得できるか?」
駆け出しのコーチが頭を悩ませるところですが。
多くの人が考えつくことを例に出してみますと。
ブログを始める
コーチングセミナーを開催する
誰かに紹介を依頼する
SNSで告知する
Youtubeに動画をアップする
などなど。
様々なツール、アプローチがあります。
しかし、同じようなツールを使いながら、複数のクライアントがいるコーチと、そうでないコーチに分かれるのはなぜでしょうか?
ツールの習熟度の差、コーチとしての経験の差はあるでしょう。
ただしツールもそれほど使っていないし、コーチとしての経験も少ないにも関わらず、クライアントが常にいるコーチがいることも確かです。
では一体、何が違うのでしょうか?
「この方法なら、コーチングのクライアントが増える」
20年以上コーチングをしてきたものの、そういった法則は正直、分かりません。(もしかしたら、私が知らないだけかもしれませんが)
あなたからコーチングを受けたいか?
この問いにYesと答えられる自分になるために
私はその時々で、このような問いを自分に投げかけてきました。
今の自分からコーチングを受けたいか?
今の自分にコーチングをしてもらいたいか?
これらの問いに「Yes」と言えるときは、自然とクライアントが増えていました。
逆に「Yes」と言うことに躊躇するときは、中々クライアントが増えなかったです。
今の自分からコーチングを受けたいか?
今の自分にコーチングをしてもらいたいか?
これらの問いに「Yes」と応えられることが、なぜクライアントが増えることにつながるのか、理由らしきことを説明しようと思えばできるでしょう。
でも、それ以上に大切なのは、これらの問いに「Yes」と応えられる自分になることではないでしょうか。
私も、この問いに「Yes」と応えられる自分であるために、「コーチとしてのあり方」を問うようにしています。
何を始めると「Yes」と応えられるのか?
何を止めると「Yes」と応えられるのか?
何をしていると「Yes」と応えられるのか?
何をしないと「Yes」と応えられるのか?
探求した中で出た答えと真摯に向き合い、それを愚直に実践することで、コーチとしての自分に「Yes」と応えられる。
その結果、あなたの中にコーチとしての静かな自信が醸成されていく。
其の上で、コーチとしての自分を知ってもらうためのツールを活用していくと、より効果が発揮されるのではないでしょうか。