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コーチングの説明は人によって変えていい?
コーチングのことを正しく伝えなくてはいけない
とはいえ、どう伝えたら正しく伝わるのか・・・
コーチの方から、そんな相談を受けることがあります。
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確かに、コーチングについて誤解してほしくないので、相手に正しく伝えたいと思うのはもっともなことです。
ですが、ここで「正しさ」にこだわると、逆に上手くいかないかもしれません。
なので、「コーチングには、唯一正しい定義や正解はないので、相手に合わせて伝え方を変えてもいいですよ」
そう、お伝えします。
とは言え、コーチングの説明を相手によって変えることに、どうしても躊躇してしまう方もいるかもしれません。
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「間違ったことを伝えてしまうと、コーチングについて相手に誤解させてしまうかもしれない。」という不安もあるでしょう。
そういう方には、
「『相手の話を聴く、質問する』『相手の中から答えを引き出す』といった、コーチングの基本的なスキルや考え方さえ押さえておけば、あとは相手の興味関心に合わせて臨機応変に変えてもいいのではないでしょうか」
と、お話しします。
例えば、クライアントとしてコーチングセッションを受けることを考えている人には、目標を達成したり、良い習慣を作ったりするサポートに役立つとお伝えできるでしょう。
また、コーチングにはコミュニケーションという側面もあります。
相手が経営者の方であれば、部下とのコミュニケーションの改善や、社員のモチベーションアップといった面で、コーチングの説明ができるでしょう。
管理職の方で、部下との人間関係に悩んでいるという人であれば、部下との対話にコーチングが活用できるといった話ができるかもしれません。
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もちろん、コーチングの効果・効能は、そういった目に見えるものだけではありません。
コーチングセッションの中で、コーチからの質問に答えていくうちに、自分自身の価値観や強み、願いといったものに深く気づくことがあります。
それによって、人生の目的やビジョンを発見することもできます。
このように、コーチングの効果・効能は様々あります。
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ところで、そもそもに立ち戻りますが、私たちが誰かにコーチングを伝える目的は一体何でしょうか?
おそらく、相手にコーチングについて知ってもらいたい、興味を持ってもらいたい、体験してもらいたいという動機からではないでしょうか?
そう考えると、目の前の人が興味を持つような話をコーチングの説明と絡めながらするのは、理にかなっていると思います。
相手が何を求めているのか
相手がどんなことに興味を持っているのか
そこにフォーカスするならば、コーチングの定義の正しさにこだわりすぎる必要はありません。
相手の興味関心とコーチングの効果・効能等を重ね合わせる。
このことを頭の片隅に置いて、あなたらしくコーチングの話を相手に伝えてみてください。