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コーチを選ぶポイント その3~4
前回、コーチを選ぶ際のポイントを2つお伝えしました。
信頼できる専門機関でのトレーニングの有無
コーチとしての経験
さらに今回は、コーチを選ぶポイントについて、さらに2つお伝えします。
3.専門知識の有無
コーチングでは、クライアントが実現したいビジョン(テーマ)を持っていることが前提です。
ですので、自分のテーマについて詳しい方に依頼する方がいいとつい考えがちです。例えば起業したい方なら、コンサルタントとしても活動しているコーチに依頼するなどです。
しかし、コーチングでは専門知識を持っている方がいいと一概には言えません。
専門知識のある場合のメリット・デメリットは次のとおりです。
専門知識がある場合のメリット
その分野に特有の言語や事情を理解してもらえることでしょう。 また、その分野に対しての知識があるので、アドバイスを求めることも可能です。専門知識がある場合デメリット
その分野に詳しい分だけ、全く違う分野からの視点が得にくいことです。 知っているもの同士の視点に偏ってしまい、発想の転換が難しいこともあります。
一方、専門知識のない場合のメリット・デメリットは次のとおりです。
専門知識がない場合のメリット
その分野に囚われない質問を行うことで、一人では考えつかない盲点に気づくこともあります。 「そんなこと当たり前すぎて、考えもしなかった・・・」ことですね。専門知識がない場合のデメリット
クライアントはコーチに、その分野についての説明か必要でしょう。
当然ながら、アドバイスはもらえません。
コーチにメンターとしての要素を求めるなら、専門知識を持つコーチの方がいいでしょう。
逆に自分とは違った視点を求めるなら、自分と同じ分野の専門知識を持った人よりも、全く違う分野のコーチに依頼するほうがいいかもしれません。
4.居住地(セッション実施方法)
一般的には、コーチングセッションをオンラインで行うコーチが多いです。
オンラインなら、全国各地のコーチからコーチングを受けることが出来ます。
あなたが面談でのコーチングセッションを望むのでない限り、居住地にこだわる必要はありません。
ですが、コーチによってはオンラインでのセッションしか行わない方もいますし、逆に稀ですが、対面でのセッションが中心のコーチもいます。
セッションの実施方法について、大抵はコーチのホームページなどに記載されているので、ご確認ください。
また対面を希望する場合は、セッションを行う際の飲食代や交通費といった費用の支払いについても、セッションを契約する前に確認することをオススメします。
次回は「コーチを選ぶポイント」の、最後の2つお伝えします。